2024.10.20

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グルメ

【30年超のロングセラー】宝石のような透明感「お母ちゃんの手づくりうめ」には南信州の小梅がギュギュッと詰まってます!

今年6月から8月にかけて開催された「全国お取り寄せジュース・スイーツ選手権」。47都道府県自慢のジュースやスイーツの中から投票で人気商品を決めるというJAグループの取り組みですが、ジュース部門では、長野県の「お母ちゃんの手づくりうめ」が2位に輝きました!この梅ドリンクは、なんと30年以上ものロングセラーを誇る人気商品!今回は、加工を担っている女性グループや、商品の受付と配送を担うJAみなみ信州農産物総合DMセンター、原料となる小梅農家を訪ねて、人気の秘密を伺いました♪

JAプレゼンツ「全国お取り寄せジュース・スイーツ選手権」の結果はコチラ


1瓶(1000ml)×6本入り4,000円(税・送料込)、2本入り(オンライン限定)1,850円(税・送料込)で販売中

素朴なラベルが貼られたガラスの瓶に入っているのは、透き通った美しい黄金色の液体。
これはJAみなみ信州の「お母ちゃんの手づくりうめ」。南信州特産の小梅をふんだんに使った梅ドリンクです。

材料は、長野県飯田市と下伊那郡地域特産の「竜峡小梅(りゅうきょうこうめ)」と「飯田小梅(いいだこうめ)」の青梅にグラニュー糖のみ。
地元の加工グループの女性たちが手づくりで仕込んでいます!

小梅のエキスがたっぷり抽出されたドリンクは、さわやかな酸味とすっきりとした甘さ。
梅果汁25パーセントとやや濃いめの仕上がりなので、炭酸水や冷水で割ってもおいしく味わえます。

「お母ちゃんの手づくりうめ」はその名の通り、熟練の加工技術を持つ女性たちによって作られています。
今回は、長く地域を代表するドリンクとして、愛され続ける梅ドリンクが、わたしたちの手に届くまでのストーリーを追っていきます。

梅ドリンクを生み出す「お母ちゃん」を訪ねて



最初に訪れたのは、JAみなみ信州の「いいだ果実選果場」内にある加工施設。ここで毎年6月初旬に「お母ちゃんの手づくりうめ」が製造されています。
現在9名が所属する加工グループのメンバーで、主任をつとめる大島嘉恵(おおしま・よしえ)さんにお話を伺いました。
大島さんは、グループに参加した20数年前から梅ドリンクを作り続けているそう。


低温で加熱殺菌した液体がパイプを通り、この機械で瓶に充填される

「以前、一緒に働いていた70代の先輩に聞いたんですが、梅ドリンクは30年以上前から作っているそうです。ここは果実の選果場なので、小梅の規格外品が集まるんですよ。それを無駄なく活用して何か作ってみようと、試しに少量から仕込みを始めたと聞いています」

「昔から、材料は青い小梅とグラニュー糖だけ。もちろん無添加です。メンバーが手づくりで梅エキスを抽出して、ドリンクを瓶に詰め、ラベル貼りまでしていますよ」

地域の先輩が作り上げた製法をこれからも守っていく


でき上がった梅ドリンクは、機械によって瓶に詰められていく

「樽に同量の小梅とグラニュー糖を交互に重ねて入れてから、大きな木べらでひたすらかき混ぜます。樽を一晩寝かせては翌日また出してきて、砂糖が溶けて梅エキスが出てくるまで、これを2週間ずっと毎日繰り返します。コツはとにかく丁寧に、全体をムラなくかき混ぜること。力もいるし、根気のいる作業ですね」

現在は、300~500㎏の青梅で仕込みを行い、毎年約2000本分を製造しています。
毎年6月の初旬から約2週間~1か月かけて集中的に仕込みを行い、一年間に販売する分を加工するそうです。


ドリンクを充填された瓶は、このレーンを流れて冷却される所へ向かう

「樽を保管するときの温度管理には気を遣いますね。昔は常温でしたが、いまは気温が高くなって発酵が進みやすい。だから暑い日は冷蔵庫で寝かせます。ただ、冷やし過ぎるとエキスの抽出が遅くなって香りも落ちるので、梅の状態を見ながら調整するんですよ」

こうして抽出された梅のエキスをこしてから、水を加えて4倍に薄め、熱で殺菌して瓶に詰めれば、梅果汁25%の「お母ちゃんの手づくりうめ」が完成!
レシピは、引退した加工所の先輩たちが作り上げてから約30年もの間、材料の配合も手順も一切変えていないそうです。



「JAみなみ信州の農産物直売所でお客さんに試飲してもらうと『さわやかで、おいしいね』と感想を言ってくれる人も多くて、うれしいですね。色もパッケージも地味な商品でしょう?それでも、今回の人気投票で2位になったと聞いて、OGの先輩方を始め、メンバーもみんなとてもびっくりして、本当に喜んでいるんですよ」


JAみなみ信州加工所の加工グループのみなさん(前列中央が大島さん)

「地域の先輩たちが開発してくれたロングセラー商品。この味を変えることなく、これからも大切に守り続けていきます」と、大島さんたち加工所のメンバーは、新たな意欲を燃やしています。

南信州の農畜産物を全国に届けるDMセンター

次に訪ねたのは、JAみなみ信州の「農産物総合DMセンター」。
南信州産の新鮮な農畜産物やオリジナル商品が、ここから全国に発送されていきます。


中身が破損しないよう、梱包には細心の注意を払っている

「お母ちゃんの手づくりうめ」は、毎年6月下旬ころに農産物総合DMセンターの倉庫に届きます。販売は通年で、注文に応じて保管在庫の中から商品を発送していくそうです。

商品の受注と発送を管理する、農産物総合DMセンター係長の鹿角妙(かつの・たえ)さんが、梅ドリンクの販売について説明してくれました。



「試飲のイベントで、JAみなみ信州の農産物直売所のお客さんに梅ドリンクを飲んでもらうと、みんな『おいしいね』と喜んでくれます。わたしも大好きですよ」

「年に3回発行している、JAみなみ信州のギフトカタログ『南信州便り』からの注文がメインで、楽天市場やYahoo!のネットショップからの注文もあります。見た目がちょっと地味な商品ですが、毎年購入してくれるリピーターのお客様もいますよ」

手軽な2本セットで新規の顧客にアピール


DMセンターのスタッフが発案した2本セット(ネット限定販売)

主力のギフトカタログでは、1000ml入りを6本セットで販売していますが、もっと気軽に梅ドリンクの味を知ってほしいと、昨年からネット限定で2本セットの販売を開始しました。

「少人数の家庭用に2本なら手軽に買いやすいと考えたのですが、好評ですよ。一度試して味を気に入ってもらえれば、また定期的に注文していただけますから」
ロングセラー商品のファンのすそ野を、さらに広げる努力を続けています。



「梅ドリンクの入賞をきっかけに、たくさんのお客様に南信州の豊かな農畜産物に興味を持ってもらえるとうれしいですね」と笑顔で話してくれました。

南信州は古くから小梅の特産地


山あいの傾斜地に広がる、大倉さんの梅畑

最後は、「竜峡小梅」を栽培している生産者・大倉晃(おおくら・ひかる)さんを訪問しました。
JAみなみ信州梅部会員の大倉さんは、親の代からこの地で梅を栽培しているキャリア50年のベテラン梅農家!
現在は、就農して20年目の息子さんと力を合わせて、地域が誇る特産品「竜峡小梅」を生産・加工しています。

主力の小梅は青果としてJAに出荷するほか、塩漬けの「干し梅」を作り、漬物加工会社などへ出荷しているそう。
取材時(9月中旬)は、干し梅加工の真っ只中でした!


1粒1粒、ていねいに選別された「干し梅」

「飯田・下伊那地域は、古くから梅の栽培が盛んです。『竜峡小梅』は、長野県の代表的な品種で、果肉がしっかりして厚みがあり、タネが小さくて味がいいと人気ですね」

梅は栽培に手がかからず、多少厳しい環境でもよく育つのだそう。
日なたでも日陰でもたくましく育つので、山間の傾斜地を畑にしている農家が多いと言います。


樹齢30年ほどになる畑の梅の木を見上げる大倉さん

「小梅の収穫は5月下旬から6月上旬。傾斜がキツい畑で一日じゅう坂を上ったり下りたりするので、かなり体力がいりますよ。大変ですが、かんばって大切に収穫しています」

梅ドリンクで小梅の魅力を発信してほしい



大倉さんに「お母ちゃんの手づくりうめ」のおススメポイントを伺いました。
「本当に透明できれいな色のドリンクだよね!爽やかな香りと酸味で、おいしいですよ。濃いめの味だから、水で薄めても飲みやすいんじゃないかな」



今回の人気投票2位入賞を契機に、南信州の小梅の魅力をお客様に広く知ってほしいと、大倉さんは期待を寄せています。
「梅ドリンクのように、小梅には漬物の他にもいろいろな楽しみ方があります。梅の持つ健康パワーもすごいんですよ。体にもいいので、興味を持った方はぜひ一度味わって欲しいですね」



小梅のエキスをベテランの技術で抽出し、製法が代々受け継がれてきた「お母ちゃんの手づくりうめ」は、宝石のように美しいドリンクに仕上げられた逸品です。
30年以上続く隠れたロングセラー商品「お母ちゃんの手づくりうめ」の素朴な味わいを、ぜひ一度お試しあれ!

取材協力:JAみなみ信州(公式サイトはこちら

お母ちゃんの手づくりうめ



梅ドリンク「お母ちゃんの手づくりうめ」は、JAみなみ信州のギフトカタログ『南信州便り』で販売中です。
JAみなみ信州オンラインストア」や楽天市場Yahoo!ショッピングからも購入できます。

1000ml×6本入り4,000円(税・送料込)、2本入り1,850円(税・送料込)。
2本入りはオンラインショップ限定で販売しています。
※時期によって取り扱いのない場合がございます。また、価格・送料等は販売店によって変わります。



取材・文/植田美智代 写真/福地大亮