こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。「梨」がおいしい季節になりました!旬が短い果物なので、なるべく新鮮で甘いものを食べたい!そんな方にとっておきの「梨の選び方」をお伝えします。梨は、大きく分けて「赤梨」と「青梨」があるんですが、赤梨は緑色っぽいのがおいしくて、青梨は黄色っぽいものがおいしいんです!って、ちょっと頭に入ってこないですよね(笑)。詳しく説明していきます!【皮剥きの裏ワザ】「デラウェアを口いっぱい頬張りたーい!」そんな夢を青果のプロが叶えます♪【青髪のテツ】夏が終わり、徐々に秋を感じられるようになってきましたね。 秋といえば甘くて味わい深い果物がたくさん出回ります!
特に、これからの時期は「梨」が旬。
年によって変わりますが、だいたいお盆が明けて間もなく値段が落ち着いてきて、買いやすくなってくる果物です。
梨は旬が短く、出回るのも短期間なので、今のうちにたっぷり味わいたいですよね。
ただ、同じ品種でも当たり外れが大きく、選び方を間違うと、あまりおいしくないものを買ってしまう可能性も…。 そこで今回は、おいしい梨の選び方をご紹介します。
赤梨と青梨があるって知ってた?日本梨は、大きく分けて「赤梨」と「青梨」があり、それぞれ選び方が異なります。
左2つが赤梨の『幸水』、右2つが青梨の『二十世紀』。赤梨の代表的な品種といえば、
『幸水』と
『豊水』です。
幸水は夏から出回り始めるジューシーで甘い品種。豊水は、9月以降に出回る酸味と甘味のバランスのよい品種です。どちらもたくさん出回るので、ご存じの方も多いと思います。
わたしが個人的におすすめしている赤梨の品種は、鳥取県のブランド梨である
『新甘泉』です。
濃厚な甘さとたっぷりの果汁で、一度食べたら虜になるおいしさがありますよ!
一方で、青梨の代表的な品種といえば、
『二十世紀』です。 近年開発された品種と比べると、やや甘味や風味が物足りないと感じる人もいるかもしれませんが、裏を返せばさっぱりしていてとても食べやすいです!
100年以上昔からある品種なので、ご高齢の方を中心に根強い人気があります。
青梨の品種で、わたしが個人的に推しているのは
『なつひめ』。こちらも鳥取県のブランドですよ。
合言葉①「赤梨は、スベスベの緑色を選ぶべし」ではまず、赤梨の選び方から紹介していきます。
赤梨を買うときは、以下2つのポイントを押さえて選びましょう。
①表面がスベスベしている表面がスベスベしているものは、適度に熟しているタイミングで収穫されていると言われています。
なので、甘い可能性が高いですよ!
②お尻が緑がかっている
右の梨のように全体が緑がかっているものも。これは品種にもよりますが、お尻が緑がかっていると、適切なタイミングで収穫された証拠だと言われています。
合わせてチェックしておきましょう。