2021.12.28

食べる

【農家直伝!冬キャベツレシピ】旬の甘みを「生で」堪能するなら「ふんわりコールスロー」食感の秘訣はコレ!

年中手軽に買えて、常備しやすい野菜の定番、キャベツ。なかでも、冬にとれるキャベツは、葉がしっかり詰まっていて、食感がいいのが特徴です。もちろん、生で食べても、加熱してもおいしいキャベツですが、東京都練馬区で1玉300円の「極甘キャベツ」を栽培する農家がおすすめする食べ方は、「コールスロー」! キャベツ本来の甘みを味わう、とっておきレシピを教えてもらいました。

【画像を見る】農家直伝!「ふんわりコールスロー」

教えてくれたのは、「吉田農場」を営む吉田智博さんです。



一年中収穫ができるキャベツ。春と冬が旬ですが、じつは、冬に収穫したキャベツのほうが、甘みが強いって知っていましたか?

「冬のキャベツは、寒さで凍らないように、葉に糖度を蓄える習性があります。また、寒さに耐えるため、葉をギュッと巻いて育つので、春キャベツに比べると、固くてシャキシャキとした食感が特徴。冬キャベツは、一般的に加熱調理に向くとされていますが、生で食べるのもおいしい。ぜひコールスローで、その甘みを味わってみてください」と吉田さん。

作り置きにもぴったり!「ふんわりコールスロー」



材料(4人分)
キャベツ…1/2個(約500g)
ロースハム(スライス)…4枚
にんじん…1/2本
コーン(缶詰め)…大さじ4程度
マヨネーズ…大さじ4
ヨーグルト…大さじ4
塩・粗びき黒こしょう…各少々

作り方
1. キャベツはスライサーで千切りにする。



2. にんじんもスライサーで千切りにする。



3.ハムは5mm幅に切る。



4. ボウルに、ヨーグルトとマヨネーズを混ぜ合わせる。



5.4に千切りにしたキャベツとにんじん、ハム、コーンを加えて和える。





6. 塩、こしょうで味を整えて完成!



スライサーを使えば、ふんわり食感に

「キャベツの千切りは、スライサーを使うと、包丁で切るよりも細くなり、空気を含んで、ふんわりとした口当たりになります。1/4カットのキャベツを使うと、スライスするときに葉がバラけてしまうので、1/2カットのものがオススメ! 通常のスライサーだとやりづらいことがあるので、キャベツの千切り専用のスライサーや、専用ピーラーを使ってもいいですね」(吉田さん)


左:スライサーで千切りしたキャベツ 右:包丁で千切りしたキャベツ

「ドレッシングは、マヨネーズとヨーグルトの比率を1:1にしていますが、お好みで調整してくださいね」(吉田さん)

冬の寒さにさらされて、糖度を増した甘いキャベツは格別の味!
「吉田農場」では、12月末頃までキャベツの中でも特に甘い品種『サトウくん』を販売しています。『サトウくん』については、こちらもチェック!

ぜひこの冬キャベツを買ったら、コールスローにして食べてみてくださいね!


吉田農場

吉田智博さん

東京都練馬区で「吉田農場」を営む。1ヘクタール弱の畑で育てているのは、『サトウくん』などのキャベツのほか、芽キャベツやズッキーニなど、少量多品目。吉田農場で採れた野菜は、農場内の直売所のほか、不定期のマルシェなどで購入可能。マルシェなどへの出店情報や、生産の様子などは、以下をチェック!
●YouTubeチャンネル「練馬の農家吉田農場」
●インスタグラム @a.yoshida.farm
●ブログ「練馬の農家 吉田さんの畑ブログ」

写真/菊地菫 取材協力/JA東京あおば

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