2021.06.20

食べる

【蜂蜜専門店おすすめ】梅やくるみを漬けるだけ!蜂蜜漬けレシピ2選

梅やくるみを蜂蜜に漬けるだけで、おいしい蜂蜜漬けができちゃいます。しかも蜂蜜特有の殺菌作用で長持ち。夏バテ防止や栄養補給にぴったりな簡単レシピを蜂蜜専門店スタッフに教えてもらいました。



教えてくれたのは東京都あきる野市にある蜂蜜専門店「みつばちファーム」スタッフの山谷由美さんです。

夏バテ防止に! 梅の蜂蜜漬け



材料(500mlの容器で作る場合)
蜂蜜…240g
青梅…160g

蜂蜜は、重量で青梅の1~1.5倍量を用意する。
青梅は冷凍したものや、フォークなどで穴をあけたものを使うと、梅のエキスが出やすくなり、より早く仕上がる。



作り方
1.保存容器を煮沸消毒し、よく乾燥させておく。

2.青梅はよく洗って水けをふきとり、竹串などでへたを取る。



3.1の容器に青梅を入れ、蜂蜜を注ぐ。



4.3にふたをして冷暗所に保管する。漬けた直後は蜂蜜が下にたまりやすいので、1日1~2回かき混ぜる。



5.2週間~1か月ほど経ち、梅からエキスが出て蜂蜜と均一に混ざったら、冷蔵庫で保存する。保存期間は、冷蔵庫で3か月ほど。



「シロップをグラスに入れて、水やサイダーで割れば、栄養たっぷり、すっきりさわやかな梅蜂蜜ドリンクのできあがりです。もちろん梅も食べられますよ」(山谷さん)



アイスに合わせてもおいしい ハニーくるみ



材料(約230g分)
くるみ(国産)…130g
蜂蜜…100g



作り方
1.保存容器を煮沸消毒し、よく乾燥させておく。

2.くるみをフライパンに入れ、中火で3分ほどから煎りする。



3.くるみを小皿に移し、あら熱をとる。



4.
保存容器にくるみを入れ、蜂蜜を注ぐ。蜂蜜に漬かっていないくるみがないよう気をつける。



5.ふたをして冷暗所に保存する。1週間ほどで食べごろに。保存期間は、冷暗所で3か月ほど。

「くるみと相性がいいのはクリの蜂蜜です。バニラアイスにのせて食べてもおいしいですよ」(山谷さん)



蜂蜜は、夏にぴったりの食材



蜂蜜に含まれる糖分は、ブドウ糖と果糖で、体内でこれ以上分解する必要がないため、消化に負担がかからず、夏の疲れた体に素早くエネルギーを補給してくれる優れもの!



また蜂蜜のもつ殺菌作用を活かせば、夏の暑い時期に傷みやすい食材を長持ちさせることもできます。



「たとえば果物、とくに桃などは蜂蜜漬けにするといいですよ。ヨーグルトに入れたり、パンケーキに添えたりするのもおすすめです」(山谷さん)

みなさんも蜂蜜漬けを作って、夏に向けて手軽にエネルギーチャージをしてくださいね。

※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。

みつばちファーム有限会社健康自然工房

スタッフ・山谷由美さん

蜂蜜好きが高じて、スタッフとして働き始めて6年目。みつばちファームに併設された、蜂蜜やミツバチのことを伝えるミュージアムや自家製の蜂蜜を販売するショップで、専門知識を活かして活躍している。
ウェブサイトはhttps://88838.co.jp/

写真/菊地菫 取材協力/JAあきがわ

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