マスクをすることはわたしたちの日常となり、そのなかでいかにメイクと向き合い、アップデートしていけるかが新しいテーマとなっている今日この頃。先日、カリスマ美容家の神崎恵さんがNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で“マスク映えメイク”の極意を話されていました。ポイントは“血色感”を仕込むことらしい。さっそく、試してみたのでご紹介します!ポイントは“毛まわり”と“血色感”
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マスクを着けている状態での好印象なメイクのポイントは、まず「毛まわり」だと神崎さんは言います。曰く「髪の毛、眉毛、まつ毛。この3つの毛まわりをキレイにすることで、顔がきれいに見えます」。そのうえで重要なのが“血色感”なのだそう。マスクで覆われていない部分2か所に仕込みます。具体的には、ピンクブラウンの眉マスカラを眉毛に塗り、アイカラーにもピンクを使うのです。それでは、神崎さんが提案していた【マスク映えメイク】を実際に試してみます!
【マスク映えメイク】を実践! 眉はいつも通りにパウダーで足りない部分を埋めて形を整えたら、ピンクブラウンの眉マスカラを使います。神崎さんのアドバイス通り、毛流れに逆らって眉毛の裏側に色をつけるイメージで塗っていきます。
そしてアイシャドウもピンクを使用していきます。神崎さんおすすめの塗り方は、アイシャドウを上まぶたのきわにのせたら、そこからブラシを左右にワイパーのように動かしながら上に上げていく“ワイパー塗り”。二重幅からすこしはみ出る程度までシャドウをのせました。
最後は“毛まわり”でもポイントとなってくるまつ毛。根元にマスカラのブラシを差し込み左右に動かしながら、まつ毛の先までしっかりと塗っていきます。
そして完成したメイクがこちら! ダークブラウンのアイブロウパウダーとブラウンのアイシャドウを使ったいつものメイクと比べると、顔に血色感が出て華やかな印象になっていることがわかります。
ピンクの眉マスカラとピンクのアイシャドウを使った【マスク映えメイク】ダークブラウンのアイブロウパウダーとブラウンのアイシャドウを使ったいつものメイクマスクでもリップを落ちにくくするコツ!もうひとつ試してみたのが、【マスクでも落ちないリップのコツ】です。用意するのは、リップと同系色のパウダー。パウダーは、番組ではアイカラーを使用していましたが、チークで代用してもいいかと思います。
同系色のリップとパウダーリップをいつも通りに塗ったら、その上から同系色のパウダーを指でトントンとのせていきます。試しにマスクに見立てたティッシュを唇に軽く当ててみると…リップだけの時と比べて確かに格段に落ちにくくなっています!
リップのみを塗ったときのものリップの上にパウダーをのせたときのもの神崎さん伝授の【マスク映えメイク】と【マスクでも落ちないリップのコツ】のふたつを試してみました。前者は、ピンクを眉と目元に持ってくることで実際に血色を良く見せてくれるので、「マスクをしていると顔がくすむ」「疲れてみえる」という人は試してみることをおすすめします。
また後者は、ほんの一手間でマスクへの付着を劇的に減らしてくれるので、マスク生活でリップメイクが楽しめなくなっている人は試してみてはいかがでしょうか。