2022.10.24

食べる

混ぜて炒めておろして潰す…ダイソー「万能調理スプーン」でコロッケ作りしてみた!全機能を点検した件

たったひとつで「混ぜる・炒める・おろす・つぶす」の4役をこなす、スーパー料理グッズがあるらしい。それこそは、ダイソーの「万能調理スプーン」。大きめのスプーンにおろし金、マッシャー、ヘラなどの機能がついて、さらに、耐熱性が180℃あるので加熱調理にも使えるんですって!しかも100均アイテム!これってすごくないですか?うまく使えば洗い物も減らせそう♪さっそく使ってみることに!

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調理道具界のスーパーマンかも!ダイソー「万能調理スプーン」

調理スプーン
ダイソー「万能調理スプーン」110円

材質:本体ナイロン、柄ポリプロピレン
サイズ:長さ約23cm×幅約6.5cm(最大)、柄約12cm
耐熱温度:本体180℃、柄100℃
カラー:黒 ※赤もあります。

調理スプーンというだけあって、ヘラのように真っすぐではなく、何かすくえるように少しカーブしていますね。

調理スプーン

調理スプーン

持ってみると、柄が約12㎝しかないのでヘラにしては短いような気がします。

調理スプーン

商品パッケージの説明によると、柄に近い、下の画像の赤い丸で囲んだ部分が「すりおろす」機能。

おろす機能

「すりおろす」機能の下にある、黄色の丸で囲んだ穴が空いている部分が「混ぜる」機能。

混ぜる機能

「混ぜる」のにどうして穴が空いているんだろう?と不思議に思ったので調べてみると、ヘラなどに穴が空いていると、ヘラにかかる抵抗力が減り、とろみのあるソースなどが混ぜやすいそう。また、混ぜたり、炒めたりするとき食材もくっつきにくくなるそうです。

さらにその下の青い丸で囲んだ、少し平らな部分が「炒める」機能。

炒める機能

横から見たほうが、少し平らになっているのがわかりやすいかも。

炒める機能

そして、「炒める」機能の裏側にあるボツボツ部分が「つぶす」機能なんだそうです。

裏側

つぶす機能

この「万能調理スプーン」の実力を確認するため、実際に使って料理を作ってみようと思います。

洗い物も減らしたいので、ひとつの料理を作る過程で、「万能調理スプーン」のすべての機能を使いたいなぁ。「混ぜる・炒める・すりおろす・つぶす」と、この工程を兼ね備えた料理は…。

あっ、コロッケならいいかも!さっそく作ってみましょう。分量や作り方はいつも適当に作っている“わたし流”で。

コロッケを作って「万能調理スプーン」の実力を調査!

材料

【材料】
じゃがいも…2個
にんじん…10㎝くらい
玉ねぎ…1/2個
牛豚合びき肉…100g
塩・こしょう…各適量
卵…1個
パン粉…適量
小麦粉…適量
サラダ油…適量

1.じゃがいもの皮を剥き、芽をとった後、茹でる時間を短縮するため、小さめに切ります。

鍋にたっぷりの水と小さじ1杯の塩を入れ、じゃがいもを投入。水からやわらかくなるまで中火で10分ほど茹でます。

じゃがいも

ここで、「万能調理スプーン」登場!熱湯の中から茹でたじゃがいもをすくってボウルに移します。穴が空いているのでお湯を切りながら移すことができて、便利~♪

すくう機能

パッケージに書いてあった「混ぜる・炒める・すりおろす・つぶす」以外にも「穴あきおたま」として「すくう」機能も加わり、4役ではなく5役もあるじゃないですか!すごい!

2.ボウルに入れたじゃがいもを「万能調理スプーン」の先端裏側にある「つぶす」機能を使ってつぶします。

つぶす

おお~、いつも使っているマッシャーと遜色なくつぶせます。

つぶす

つぶしたじゃがいも

3.2にすりおろしたにんじんを入れます。柄に近いところにある「すりおろす」機能を使いましょう。

すりおろす機能

おお~、ちゃんとすりおろせます!しかもそれほど力を入れずに。

すりおろす

たくさんの量をすりおろすときはもう少し大きなすりおろし器を使う方がいいと思いますが、調理の途中に、にんにくやしょうがをちょっとすりおろして入れたいときに便利♪ わざわざ、すりおろし器を出さなくていいので、洗い物も減りますね!

10㎝くらいのにんじんをすりおろすのも、さほど大変ではありませんでした。労力はいつもわが家で使っているすりおろし器でおろすのと同じくらい。

すりおろしたにんじん

4.中火で熱したフライパンにサラダ油を引き、みじん切りした玉ねぎを入れて炒めます。
そう、ここで「炒める」の出番!

先ほどまでじゃがいもをつぶし、にんじんをすりおろしていた「万能調理スプーン」を洗わずに、そのまま使います!

多少すりおろしたにんじんがついていますが気にしな~い♪「万能調理スプーン」は180℃の耐熱性があるので、炒めるときに使ってもへっちゃら~♪

玉ねぎを炒める

玉ねぎがしんなりしたら牛豚合びき肉を入れ、塩とこしょうをして、さらに炒めます。お肉に火が通ったら火を止め、少し冷まします。

お肉を炒める

いつも木べらで炒めるときは玉ねぎが木べらにくっつきますが、「万能調理スプーン」は穴が空いているからなのか、ほぼくっつかず、炒めやすかったです。

炒める

5.34を入れ、よく混ぜます。もちろん「混ぜる」のも「万能調理スプーン」。

混ぜる

炒めるときと同様、穴が空いているので、木べらより材料がくっつきにくいところがGOOD! いつもは木べらについた材料を菜箸などでそぎ落としますが「万能調理スプーン」でボウルをコンコンとたたくと、くっついていた材料がすぐ落ちてくれるので、混ぜるのもスムーズ。

混ぜる

6.5を6等分し「万能調理スプーン」ですくって手の上にのせ、手でコロッケの形に整えます。

すくう

…ということで、一度も「万能調理スプーン」を洗うことなく、コロッケの下準備が完了しました!

使用後の調理スプーン

コロッケの下準備を終えた「万能調理スプーン」の汚れ具合はこんな感じ。コロッケのタネが多少残っていますが、簡単に洗えそうです。

調理スプーン

7.6に小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけ、180℃くらいに熱したサラダ油で3分ほど揚げればコロッケの出来上がり。「万能調理スプーン」は耐熱温度が180℃ですが、揚げるときに使うのはやめました。ギリギリの温度なので。

コロッケ

コロッケを作る工程で、「万能調理スプーン」の「混ぜる・炒める・すりおろす・つぶす」+「すくう」機能が大いに活躍しました!「万能調理スプーン」1本でコロッケの下準備ができるなんて、ほんとうにスーパーマンのような万能調理グッズ。ただ、柄がもう少し長いと深めの鍋でカレーなどを作るときに安心かなと思いました。1本で5役こなす、とっても便利な「万能調理スプーン」、ぜひお試しあれ!

※記事内で登場した商品は2022年10月時点での情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合があります。


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