突然ですが、静岡県の農家に「茶々っとクッキー」なるお菓子レシピを教わりました。このネーミングは、生地に「抹茶」を練り込むことと、「ちゃちゃっと」手早く作ることをかけているみたい。で、作り方はなんと生地をフライパンで焼くんだとか!?え、ちゃんと火が通るの?本当にクッキーになるの?…と疑問は尽きませんが、お腹も空いてきたのでさっそくチャレンジしまーす!
【余った卵白1個分で】混ぜて焼くこと15分「ラングドシャ風クッキー 」作ってみた!【時短スイーツ】大福風!?フシギ食感…「茶々っとクッキー」
材料(12個分)[A]
薄力粉…160g
もち粉…30g
砂糖…70g
抹茶…6g
塩…ひとつまみ
卵…1個
牛乳…30~40㏄
粒あん(市販)…300g
白いりゴマ…50g
作り方1.Aの材料を一つ一つふるいにかけながらボウルに入れる。
![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3195/wysiwyg/d08c7cec04cf505fb4e4d226dca83e5f.jpg)
丁寧にふるいにかけると、ダマにならないですよ。
![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3195/wysiwyg/a717fa1bee494324fbf93d80c4e6755d.jpg)
抹茶をふると、この時点で香りがふわ~と広がります♪もう幸せな気分♡
2. 卵を溶いて牛乳を加え、
1の中に入れてよく混ぜる。
![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3195/wysiwyg/9933a5cbd9b50106f736c3c741e53f1c.jpg)
![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3195/wysiwyg/24e3b4abac956a8ea2ba28e34c41cd47.jpg)
シリコンヘラを使うといいですよ。混ぜていくうちに粉が水分を含み生地がまとまってきます。
![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3195/wysiwyg/06809184e87c3c34e16692c4890d831f.jpg)
これくらいポロポロしてきたら、あとは手で捏ねてまとめましょう!
3. 2の生地をひとまとめにしたら、12等分して丸める。
![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3195/wysiwyg/932548b97001c938827eac89b872eaf4.jpg)
手のひらの腹でぐっと押し込むと、生地がまとまります。
![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3195/wysiwyg/efd1a26cd440116fa42f1e0f40f34be1.jpg)
まとめた生地はまな板に上げて、スケッパーなどでサクッと切っていきましょう。
![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3195/wysiwyg/89649606b25c5f9f76eb812e50f1ee35.jpg)
12等分の出来上がり。
![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3195/wysiwyg/ac9658a3f9f69fb674b770ad7ef7e3fd.jpg)
それぞれ丸めます。
4. 粒あんも12等分して、
3の生地をのばして、あんを包む。
![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3195/wysiwyg/7a4709baea8ed3d671b6a821b148adca.jpg)
まず、あんを丸めて、
![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3195/wysiwyg/2ae759c6b6778cf077168163302c0443.jpg)
生地を手の腹でぐっと押して広げます。
![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3195/wysiwyg/030df710caf7215b1928ac6aededc756.jpg)
薄く広げた生地の真ん中にあんをのせて、押し込むように覆っていきます。
5. バットに白ゴマを入れ、
4を手のひらで平らに潰して、両面に白ゴマを付ける。
![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3195/wysiwyg/5b9eeb991165b3c7ec8e609a8bd877c7.jpg)
手で少し押して、白ゴマをたっぷりと付けましょう!
6.テフロン加工のフライパンで油を引かずに弱火で加熱し、色が付くまで両面を焼く。
![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3195/wysiwyg/a71a2b23473252e44b6da8df410b7cf3.jpg)
![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3195/wysiwyg/2a9ace7a06e35396ab5247b8f73b1d85.jpg)
目安は、片面5分くらいですね。最初はやわやわだった生地が段々と硬くなってきます。
白ゴマの香ばしい匂いに部屋中包まれてます~♪
![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3195/wysiwyg/b92212bd45b340314e9bdde6ed092867.jpg)
![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3195/wysiwyg/06373bb4e22b56422da267702d0fc093.jpg)
断面をチェック!頑張って包んだあんこがちゃんと均等に入ってますよ~。
ではさっそく一口…食感はサクッとしていて、しっかりクッキーです。一見、おやきかと思うほどの見た目ですが(笑)。オーブンじゃなくてフライパンでクッキーが焼けるなんて驚き!!
噛むたびにに白ゴマが口の中で弾けていい食感です。抹茶もほんのりと香って、クッキーなのに上品な和菓子を食べているみたい。
そして、特筆すべきは後味です。なんか、もちゃっとしてくるような…飲み込んだあとの余韻が何かに似ている…ナンダコレ??お餅とまではいかないけれど、この弾力…あ!わかった、「大福」だ!
なんと、大福を食べた時の後味が訪れます!最初はクッキーなのに後半は大福…一度で二度味わえるとはなんてお得なクッキーなんでしょ~(笑)。
このフシギ食感は、もち粉のおかげですね。クッキーにもち粉を使うなんて初めてでしたけど、クセになりそうです♪
アレンジで黒ゴマバージョンも作ってみました♪香ばしさに深いコクが加わって、ちょっと大人味でした♡
![](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/3000/3195/wysiwyg/1fefc6064a8ce8cab829a57a8189a26b.jpg)
以上、何もかもが初体験なお菓子「茶々っとクッキー」でした!
みなさんもぜひ、この新食感を試してみてくださいね♪