2021.09.22

食べる

【野菜の漢字クイズ】「甘藍」はなんて読む?漢字の由来は?旬の時期や生産地、栄養など…豆情報も!

毎日のようにキッチンで手に取る「玉葱」、「人参」、「大根」といった野菜たち。ところが、耳で聞けばよく知っているのに、漢字で書いてあるのはさっぱり読めない…そんな野菜も結構ありません? というわけで、ふだんあまり意識していないけど、実は読めない(ことが多い)「野菜の漢字」をご紹介します。おまけにその野菜の旬や産地、栄養などの豆知識つき。では、さっそく今回の野菜は…
 

野菜の漢字クイズ 「甘藍」ってなんて読む?

なんて読む? どんな野菜?

甘藍

洋食のつけ合わせ率NO.1かも⁉


「あまいあい」と書いてなんて読むかわかりますか?

それは、どんな野菜のことを指すのでしょう?

ヒントはお店で揚げ物の洋食をオーダーすると、
ほぼ100%つけ合わせで登場する、あの野菜です。


正解は…


出典:photo AC

キャベツの和名です。

「甘藍」と書いて「かんらん」と読みます。

かんらんはキャベツの和名です。

江戸時代、日本に初めて輸入されたキャベツは、食用ではありませんでした。
というのも、その時代は一部を除いて野菜を生で食べる習慣がなかったから。
一般に食べられるようになったのは明治時代。東京・銀座の洋食店がカツレツに
キャベツの千切りを添えたところ大好評となり、次第に普及していきました。

キャベツの原産地はヨーロッパで、地中海周辺で生まれた野菜です。
最初に栽培されたのは数千年前で、ルーツは青汁の原料としておなじみのケール。
ケールの葉は丸くならないのですが、これが変化し結球したものが現在のキャベツです。

旬はいつ?主な生産地は?

1年中栽培されているキャベツですが、旬は春と冬です。
キャベツは涼しい気候を好むので、冬は愛知県、春は千葉県、
夏は群馬県などの高原で作られます。

キャベツには胃の粘膜を丈夫にするビタミンUが含まれています。
ビタミンCもたっぷり含まれており、美容や健康をサポートしてくれる野菜です。

参考:農林水産省ホームページ

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