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2021.09.18

食べる

【農産物直売所訪問】歴史の街 埼玉県川越市で、地元食材が目白押しな「あぐれっしゅ川越」に行ってみた！

しばくま
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    • 電車なら池袋から東武線急行で30分。車なら関越の練馬ＩＣから川越ＩＣまで21km余り。東京からのアクセスもいい埼玉県川越市は、昔から小江戸と呼ばれ、蔵造の建物や情緒あふれる街並みが人気の歴史ある街です。そんな川越の観光名所のひとつ、川越城本丸御殿のすぐ近くにあるのが農産物直売所「あぐれっしゅ川越」。川越周辺の食の豊かさを知るのにぴったりの立ち寄りスポットを紹介します！



    ドライブに出かけたときの休憩所として定番の直売所。その地域特産の野菜や加工品が売られていて、お土産を買える場としても人気ですよね。

    今回紹介する「あぐれっしゅ川越」は、大型の直売所。


    店長の杉山伸明さんと「本日のご案内」ボード。ボードを見れば、旬の野菜がすぐにわかります！

    店頭入り口にあるボードには、本日のおすすめや、イベントの告知などが紹介されています。



    店内に入ると、旬の野菜や地場野菜、加工品のほか、切り花など、とにかく目移りするほどたくさんの農産物や食品が。



    フレッシュハーブの種類も豊富。ハーブティーや料理のスパイスとして重宝しそう。



    お土産にぴったりな地ビールや地酒、地サイダーもあります！



    産直品を見繕ってさりげなく友達におすそ分けするのも楽しそうです。

    一番の魅力は、新鮮で種類豊富な農産物！

    あぐれっしゅ川越の店内では川越特産のさつまいもはもちろんのこと、地元産の野菜が安く手に入るだけでなく、流通量が少なくスーパーではなかなかお目にかかれない地場野菜や伝統野菜を購入することもできるんです。



    川越を中心とする地元の生産者が、収穫したばかりの農産物をその日の朝に店頭に並べます。そのため、販売されているほとんどの農産物に生産者の名前が記されています。



    「生産者がわかるから、それぞれの方にファンがつくんです。その人の野菜目当てに開店を待ちかねてやって来る人も多いですよ」と語るのは店長の杉山伸明さん。まさに地産地消ですね。



    ちなみに「あぐれっしゅ」という店の名前の意味は、アグリカルチャー（農業）、アグレッシブ（積極的）、フレッシュ（新鮮）の３つの言葉を掛け合わせた造語で、一般公募により命名されたそうです。



    「お客様に安全・安心な新鮮野菜を届ける農産物直売所の思いが詰まった名前です」（杉山さん）



    広い店内を歩きまわって驚くのが、農産物の種類の豊富さ。



    かぼちゃがこれだけあるって壮観です。色も形もいろいろ！ 直売所ならではの品ぞろえですね。

    そして、うちの近所にもあればいいのに！と思ったのが、精米コーナー。

    「あぐれっしゅ川越」では、各産地のお米を玄米の状態で1キログラムから売っていて、しかも好みの段階で精米もしてくれるんです！



    「彩のかがやきを五分づきで！」とお願いすれば、家で精米したてのお米を食べられるというわけ。ご飯好きにはたまりませんね。

    野菜ごとに紹介されている、かんたんレシピにご注目！

    そんなあぐれっしゅ川越は、農産物ごとに特徴や食べ方などを記したＰＯＰがあるのも特徴です。


    イラストはこの地域の農産物マスコットである「とれ蔵」くん。

    中には持ち帰りが可能なレシピも。



    店内にはこうした手書きのＰＯＰがそこかしこにあります。

    レシピを考え、ＰＯＰを作成しているのは、「あぐれっしゅ川越」のスタッフで、食育ソムリエの資格を持つスタッフたち。



    彼女たちは、野菜の選び方や栄養、保存法などを専門に勉強し、野菜を使ったおいしいレシピをみんなで考案、試作しながら提案しています。そのレシピのストックはなんと100個以上もあるんだとか！



    レシピは、珍しい野菜だけでなく、玉ねぎやにんじん、キャベツやピーマンなどの定番野菜にも紹介されているので、毎日の料理のマンネリ防止にも役立ちそう。

    ちなみにレシピのモットーは、美味しいのはもちろんのこと、見ただけで作れて、味も想像できる簡単さ、ということ。これ、大切ですね！



    食育ソムリエは、共通のエプロンとワッペンを身につけています。見かけたら「野菜のおいしい食べ方を教えて～」などと声をかけてみてくださいね！



    とれたて農産物が盛りだくさんなので、いつ訪れても楽しい発見のあるあぐれっしゅ川越。川越観光の際にはぜひ立ち寄ってくださいね！

    あぐれっしゅ川越

    〒350-0853
    埼玉県川越市城下町45-3
    駐車台数　260台
    電話　049-227-0831
    営業時間　9:00～17:30
    定休日　第3水曜日（祝日の場合営業）
    ウェブサイトはhttps://www.ja-irumano.or.jp/market/kawagoe.html

    写真／松木雄一　取材協力／ＪＡいるま野

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