2021.11.23

食べる

マツコ認定の「究極のゆで卵」を作ってみた!たまごソムリエ提案のレシピは一体なにが違うのか⁉【徹底検証】

ゆで卵ってとてもシンプルな料理なのに、「黄身が思うような硬さにならない」「殻がうまく剥けない」など意外に難しくないですか? そこで、『マツコの知らない世界』で放送され、話題になった「究極のゆで卵」の作り方を実際に試してみました。卵の選び方から下準備、水の量、ゆで時間…“たまごソムリエ”のメソッドを完璧に再現しました。その「究極のゆで卵」のお味とは…?さっそくご覧ください。

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下準備では卵を常温に戻すのがポイント



用意するもの
Mサイズの卵(購入してから3日以上たったもの)
画鋲または押しピン

下準備
卵を常温に戻す

使う卵の大きさは黄身と白身のバランスがとれたMサイズがお勧め。購入してから3日以上たったものを使います。その理由は、産みたての卵は内部に炭酸ガスが入っているため、白身と殻をくっつけてしまうのだそうです。

また、必ず卵を常温に戻しておくのもポイント。冷蔵庫で冷やした状態からゆでると、卵の温度が急激に上昇し、殻にひびが入ってしまうためです。「でも、常温に戻すのがめんどう……」という人は、卵を冷蔵庫から出して水道水につけておきましょう。数分で卵が常温に戻りますよ。

究極のゆで卵の作り方



作り方
1.卵の丸みがある方に消毒した画鋲などで2~3㎜深さの穴をあける。
2.鍋に18mm深さの水を入れ、中火にかける。
3.2が沸騰したら1を入れ、6分30秒中火でゆでる。
4.最初の1分30秒は菜箸でゆっくりと卵を転がす。残りの5分はふたをして蒸らす。
5.ゆで上がって10秒以内に、鍋に直接水と氷を入れて卵を冷やす。

先に、卵の炭酸ガス対策で「購入してから3日以上たったものを使う」という話がありましたよね。ここで卵に小さな穴を開けるのは、中の炭酸ガスを「抜く」ためだそうです。これで卵と殻がくっついてしまうのを防ぎます。

18㎜深さの水!? どうしてたっぷりの湯じゃないの?



鍋に水をたっぷり入れ、沸騰する前から卵を浸して火にかけるのが一般的なゆで卵の作り方ですよね。ところが究極のゆで卵は、少量の水を沸騰させてから卵を入れます。番組ではその理由を2つ挙げていました。

理由1:卵が割れるのを防ぐ
理由2:すばやく卵を冷やせる です。

たっぷりの湯でゆでると、沸騰したときに卵が浮かんだり沈んだりして、割れやすくなるんだそう。確かに。少量の水なら、その心配がほぼないとか。卵がしっかり湯に浸かっていなくても、ふたをして蒸気で加熱するので中にしっかり火が通る、という理屈みたいです。

究極のゆで卵を作るには、各工程で指示された時間をしっかり守ることが重要です。
卵を6分30秒ゆでたら「スピーディ」に冷やす必要があります。少量の水で蒸すように加熱するこの方法なら、鍋に直接ジャーッと水をいれるだけであっという間に冷やせちゃいます。



究極のゆで卵を食べてみた!

まず、卵の殻を剥きます。番組では「穴をあけた部分をたたいてひびをいれる」と伝えていました。卵の割り方まで指示するわけ!?なんて思いましたが、こうすると、ゆで卵自体に衝撃が伝わりにくくなるのだとか。デリケートなのね(笑)。次に、水の中で殻を剥いていきます。あ、簡単に剥ける!つるんっとキレイに剥けました。傷ひとつないスベスベ肌!丸ごと頬張ると、ほどよい弾力の白身からとろっとした黄身があふれ出て…確かに、とってもおいしいゆで卵です。自信を持っておすすめします!

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