茹でてマヨネーズを付けるだけでも最高においしいアスパラガスですが、実は一本一本に「性別」があるって知ってましたか？「せ、性別…!?アスパラに???」と驚く人もいるかもしれませんね。そして、アスパラは性別によって外見や味わいがかなり異なるんですよ！というわけで、「アスパラガスのオス・メス鑑定講座」の始まり始まり～♪まずは、このクイズに答えてくださいね！【農家が出題】野菜クイズQ1：アスパラは「太い」と「細い」どっちがジューシー？アスパラ農家がズバリ答えます！
Q. アスパラガス、どっちがオスでどっちがメス？
〔A〕①がオス、②がメス
〔B〕①がメス、②がオス↓
↓
↓
正解は…
〔B〕①がメス、②がオスでした。
パッと見、同じように見えますが、よく見ると微妙に違いがありますよね。
花にも種類によって雄花と雌花があるように、アスパラの場合も株ごとに性別が分かれていて、雄株と雌株があるんですよ。
オスとメスは、外見だけでなく味わいも違うんです！
売場ではオスもメスも混ざって売られています。
ここで見分けることが出来れば、好みに合った性別のアスパラを選んで購入することが可能です。
メスのアスパラの穂先はしっかり締まっています。
それに対して、オスの穂先は少し開いており締まりきっていません。
写真じゃなかなか伝わらないかも…？
でも、実際にお店に並ぶたくさんのアスパラを手に取って比べてみれば、おそらく簡単に見分けられると思います！
これらの一番大きな違い…それは食感です。
メスの方が柔らかいので、「実は自分の好みのアスパラはメスだったのでは⁉」という方も多いのではないでしょうか？
ちなみに、オスの方は歯ごたえがあり、シャキシャキとした食感を楽しむことができます。
一度食べ比べていただいて好みや用途に合わせて使い分けるのもいいかもしれませんね♪
おいしいアスパラの選び方鮮度が良いアスパラを選ぶ際のチェックポイントを3つ紹介します。
・穂先がしっかりしているもの
・表面にハリやツヤがあるもの
・切り口がみずみずしいもの
アスパラは穂先から傷みやすいので、まず穂先の状態をチェックしましょう。
穂先がしっかりしているものは鮮度が良いです。水っぽくなっていたり溶けているものは穂先以外がキレイでも避けましょう。
次に茎の状態をチェックします。
水分が抜けてくるとシワができるので、表面にハリやツヤがあるものを選ぶと良いですよ。
最後に茎の切り口の状態をチェックします。
茎の切り口は収穫から時間が経つと白く乾いてしまうので、切り口がみずみずしい状態のものを選ぶと良いです！
切り口が溶けているものは絶対に避けるようにしましょう。
次においしいアスパラのポイントを3つ紹介します。
・スジばっていない
・ハカマが正三角形
・ハカマが均等に並んでいる
まず、表面がスジっぽいアスパラは食感が悪いので避けるようにしましょう。
また、これは農家さんから教えてもらったのですが、
ハカマが正三角形で均等に並んでいるものは、生育状況が良くておいしいアスパラだそうですよ♪
この△の部分が「ハカマ」です。
※お店でよく出回っている一般的な品種の話です。品種によっては例外がある場合があります。
今が旬のアスパラをたくさん食べて～！アスパラはハウス栽培や輸入品が出回るため、年中通して食べることが出来ますが、これからの時期が最もおいしい季節になります。
アスパラの中でも、春収穫のものは冬収穫のアスパラに比べて血流改善に効果的なルチンが7倍、アンチエイジング効果のあるβカロテンが3倍と言われています。
疲労回復効果で有名なアスパラギン酸も多く含んでおり、春のアスパラは食べる栄養ドリンクと言われるほど栄養豊富なんです。
ぜひ栄養豊富でおいしいアスパラをたくさん食べてくださいね♪
