2023.05.20

食べる

【パクチスト必見】葉から根まで使う「パクチーカレー」が香りガツン!からの体スーッ!?【水野仁輔さん考案】

先日、記事で紹介した「鶏ひき肉×バジルのドライカレー」が家族から好評で、すっかり「ハーブカレー」の魅力にはまってしまったわたし。今回は別レシピにチャレンジ!選んだのは「合いびき肉×パクチーのヨーグルトカレー」。パクチーを葉から根まで丸ごと使うんですって!これはパクチストとしては見逃せません。パクチーとカレーのマリアージュに
期待しつつ、さっそく作ってみましょう♪

“絶品カレー”に飴色玉ねぎはマスト!?いいえ、代わりに生ハーブINでシン・ドライカレー爆誕【水野仁輔さん考案】

カレー界のニューウェーブ!?「ハーブカレー」

カレー&スパイス研究家の水野さんは、なんと市販のルーを使わず、スパイスから作る「スパイスカレー」を世に広めた第1人者。
カレーに関する著書を60冊以上出している水野さんが、スパイスカレーの次に普及しているのが「ハーブカレー」。一口頬張ると、口いっぱいにハーブのフレッシュな香りが広がる、新しいカレーなんです!

前回に引き続き今回も、「飴色玉ねぎ」を使わず「スパイスはカレー粉だけ」の、絶品「ハーブカレー」レシピを紹介します!煮込み時間も短いから、忙しい人にもおススメです♡

香り特濃!でもまろやか~「合いびき肉×パクチーのヨーグルトカレー」



材料(3~4人分)
合いびき肉・・・400g
長ねぎ...1本
パクチー(根付き)…70g
にんにく…1かけ
ししとう※…15本
しょうが…2かけ
オリーブオイル…大さじ2
カレー粉…大さじ2
塩…小さじ1/2
プレーンヨーグルト(無糖)…200g
ゆずこしょう(なくてもOK)・・・小さじ1弱

※ししとうがなかったため、赤唐辛子を使用しました。辛いのが苦手な方は、赤唐辛子の量を減らして調整してください。



作り方
1.長ねぎとパクチーはみじん切り、にんにくはすりおろし、しょうがは千切り、赤唐辛子は小口切りにする。


刻んだパクチーの根と葉は分けておきましょう。

2.フライパンにオリーブオイルを熱し、長ねぎとパクチーの根を入れてほんのり色づくまで炒める。


パクチーの葉の部分は最後に投入します。

3.にんにくを加えてサッと合わせ、合いびき肉を加えたら、色が変わるまで炒める。





4.カレー粉と塩を加えて混ぜ合わせたら、ヨーグルトを加える。





5.赤唐辛子としょうが、ゆずこしょうを加えて混ぜたら、フタをして弱火で5分煮る。



「鶏ひき肉×バジルのドライカレー」の時と同じように、「なんかいい匂いがする。」と夫が部屋から出てきました(笑)。



6.パクチーの葉を加えたら軽く混ぜ、塩(分量外)で味をととのえる。





完成です。材料を切り始めてから完成まで、20分でできました!



カレーの香りに負けないパクチー独特の香りが広がります。これはパクチストにはたまらない!
炊きたてのご飯にかけて、さっそくいただきます。

うん…!? これは想像を超えてきましたよ。
しょうがと赤唐辛子がたっぷり入っているので、辛いに違いないと思っていましたが、ヨーグルトが辛味とパクチーの香りをまとめてマイルドなお味に。
ピリッと爽やかなのに、こっくりとまろやかなハーモニーが口いっぱいに広がります♪
パクチーの根や千切りにしたしょうがを入れたことで、食感が楽しいです。これはおいしい~!

一口食べるごとに、カレーが通るところが全部スーっと軽くなる感じがします。じめじめと湿気が多い日や夏の暑い日に無性に食べたくなりそうです。

家庭で作る一般的なルウのカレーのような重さがなく、スパイスカレーとも味の深みが違う「ハーブカレー」。
みなさんもぜひ、作ってみてくださいね♪



5月19日(金)には、水野さんの新著『やさしい!さわやか!新感覚!ハーブカレー』(家の光協会)が発刊されるので、興味がある方はぜひそちらもお手に取ってみてください!


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水野仁輔さん

カレー研究家。
株式会社エアスパイス代表取締役。
「カレーの学校」主宰。

1999年に「東京カリ~番長」を立ち上げ、全国各地で1,000回を超えるライブクッキングを実施。毎月新しいレシピ付きのスパイスセットが届く「AIR SPICE」では、コンセプト、商品、レシピ開発のすべてを手がける。カレーやスパイスに関する著書は60冊以上、自費出版で100冊以上。書籍制作について語るポッドキャスト「カレーの寺子屋」など活動の幅は広い。

詳細はこちらもご覧ください→https://note.com/airspice/

著者写真撮影/鈴木泰介

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