2023.08.10

食べる

青じそがすぐシナシナになる…ならば【青髪のテツ】が「長期保存の裏ワザ」伝授します! なんと常温で2週間も

こんにちは、スーパー青果部・青髪のテツです。本格的に暑くなってきて、さっぱりした料理が欠かせませんが、そんなときに活躍する野菜といえば「青じそ」じゃないでしょうか。料理に爽やかな香りを添えてくれて、食欲が一気に回復しますよね♪ただ、青じそは「長持ちしない」のが弱点…。そこで今回、とっておきの保存の裏ワザを紹介します。超お手軽な上に常温保存でOK。なのに通常の数倍長持ちしますよ!

【青髪のテツ】「夏バテで調理がめんどい?なら"レンチン一発ピーマン"かな」種もワタも取らずに甘ウマ~!

いや、今年の夏は暑すぎますね…。これだけ暑いと、そうめんや冷やし中華など、さっぱりしたものしか食べたくない!という方も多いんじゃないでしょうか。

かく言うわたしも、毎日サラダそうめんばかり食べています。

そうした料理に欠かせない野菜といえば、ねぎやみょうがといった「薬味野菜」ではないでしょうか。料理にちょっと添えるだけで、香りや辛味で食欲が増進します。



そんな中でも、青じそは特に人気が高い薬味。うちのお店でも夏の売れ筋野菜です!爽やかな香りが鼻に突き抜けて、食欲をそそられるんですよね~♪

ただ、青じそは、葉物であるがゆえにあまり長持ちしません。とくに暑い夏は、買ってきてすぐに食べ切らないと…。

そんな悩みに応えるべく、今回は「青じそを長持ちさせる裏ワザ」をお伝えしますよ!

ひと手間で数倍長持ち!?超カンタン「青じそ保存の裏ワザ」

この裏ワザを実践すれば、なんと青じそを2週間以上長持ちさせることができます(もちろん温度や湿度などの環境にもよりますが)。

その方法とは…めちゃくちゃ簡単!

"軸に水をつけておくだけ"なんです!



上の画像のように、容器に水をためて軸がつかるようにしておけばOKです。

青じそは自身の水分が蒸発することで、萎れて傷んでいきます。
軸を水につけておくことで、失った水分を勝手に補給してくれるので、綺麗な状態を保てるというわけです。

実際、わたしはこの方法でいつも保存しているのですが、常温でもだいたい2週間はもちます。それ以上は試していませんが、2週間経ってもピンピンしていたので、それ以上に長持ちしそうです。

実際に実験した人によると、袋に水を貯めて軸だけつかるようにセットし、冷蔵庫に入れておけばさらに長持ちするという話もあったので、今度試してみようと思っています。

青じそは、濡らしたキッチンペーパーに包んでジッパー付き保存袋に入れる、というのが王道の保存法ですが、この裏ワザならとっても簡単に長持ちさせられるのでぜひ試してみてくださいね。

青じそは冷凍もできる!?

実は、青じそは冷凍で保存することもできます。買ってはみたものの、旅行などでしばらく食べられない…というときは便利ですよ!

冷凍する手順を以下のとおりです。

1. 軸を取り除く。



2. 冷凍保存用の袋に入れる。



3. 冷凍庫に入れる



これも簡単ですね!この方法で冷凍保存した青じその保存期間は、およそ1か月です。

しっかり冷凍させた青じそは、凍ったままくしゃくしゃにすると、良い感じにパラパラになって使いやすくなります。



ただ、夏場は冷凍庫も温度が高くなりがちで、パラパラになるほど凍らないことも多いので、細かく切ってから冷凍する方法でもOKです。

その場合、製氷機のような小分けできる容器で保存すると、とても便利なのでおすすめです。そのまま薬味として使用できますよ。

実際に冷凍して薬味に使ってみた!



試しに、青じそを冷凍して、それをそうめんの薬味に使ってみました。暑い日が続き、冷凍庫から氷を出す機会も多かったせいか、パラパラに凍っておらず…包丁で刻んで使用しました。

冷凍するとやや黒ずんでフレッシュさは失われますが、風味はしっかり残っていますよ。
食べてみたところ、鼻に抜ける爽やかな香りを楽しむことができました。



ただ、ここまで萎れてしまったら、タイ料理の「ガパオ」など、加熱する調理に使う方がいいかもしれませんね。

今こそ青じそをたくさん食べてくださ~い

青じそは、使いきれずに保存していて、気がついたら傷んでいたという経験がある方も多いと思います。

そうした経験から、使い切れるかなと心配になり、なかなか買わなくなってしまった、という声もお聞きします。

なので、今回の「軸に水をつける」「冷凍する」という裏ワザで、傷んでいるか気にすることなく使っていただけるとうれしいです。

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