2021.10.04

食べる

【パッションフルーツたっぷり!簡単ラッシーレシピ】甘酸っぱさでおいしさアップ!「まったり」派それとも「さっぱり」派?風味を楽しむ2レシピ

パッションフルーツはそのままでも絶品ですが、乳製品と組み合わせるとさらにおいしさアップ! 農家に教わったラッシーは、パッションフルーツと相性が抜群のヨーグルトと合わせる簡単レシピです。まったり風味とさっぱり風味、どちらもおかわり必須の味わいですよ!



教えてくれたのは、東京都八王子市にある河井農園でパッションフルーツを育てる、河井豊さんです。

パッションフルーツはラッシーにしてもおいしい!

パッションフルーツは2つにカットし、そのままスプーンですくって食べるのが定番の食べ方。

河井さん、とれたてのパッションフルーツをさっそくぱくり!



「パッションフルーツはいつ食べてもおいしいですね。あ、せっかくだからこの甘酸っぱさを存分に味わえる、ラッシーを作ってみませんか?」(河井さん)

ラッシーとはヨーグルトで作るインドの飲み物。カレー屋さんなどに行くとセットで出てきたりしますよね。

今回はヨーグルトをたっぷり使用し、まったりとした口当たりがたまらない「まったりラッシー」と、氷を加え、ごくごく飲める「あっさりラッシー」の2つのレシピを紹介します!好みや場面に合わせて作り変えるのがおすすめです。


写真/石塚修平

では、さっそく1つ目のレシピ、「まったりラッシー」を作ってみましょう!

泡立て器でかきまぜるだけ「まったりラッシー」


写真/石塚修平

材料(4人分)
パッションフルーツ…2個(約200g)
プレーンヨーグルト…200ml
牛乳…200ml
砂糖…30~40g(甘めが好きな人は40gがおすすめ)


写真/石塚修平

作り方
1.ボウルにヨーグルト、牛乳、砂糖を入れて泡立て器でかき混ぜる。


写真/石塚修平

ヨーグルトのダマと砂糖のじゃりじゃり感がなくなるまで混ぜましょう。


写真/石塚修平

2.パッションフルーツの果肉を1に加え、混ぜ合わせる。


写真/石塚修平

パッションフルーツは2つに切って、スプーンでくりぬくと中身がきれいに取れます。

3.できあがり!


写真/石塚修平

もったりしたヨーグルトベースが、パッションフルーツのプルプルな果肉に絡みつきます!濃厚~!!


写真/石塚修平

小腹満たしにもぴったりです。

ミキサーでかく拌する「さっぱりラッシー」


写真/石塚修平

続いて、2つ目のレシピ、「さっぱりラッシー」を作ります。

材料(4人分)
パッションフルーツ…2個(約200g)
プレーンヨーグルト…100ml
牛乳…100ml
砂糖…15~20g(甘めが好きな人は20gがおすすめ)
氷…100g


写真/石塚修平

作り方
1.ミキサーに、ヨーグルト、牛乳、砂糖、氷を入れてガーッとかく拌する。


写真/石塚修平

2.氷が砕けたら、パッションフルーツの果肉を加えて再びミキサーで混ぜる。


写真/石塚修平

思いっきりいきましょう!


写真/石塚修平

3.できあがり!


写真/石塚修平

「氷を入れているので、さらっとした飲み心地になり、くーっと一気に飲めますよ。まったりラッシーよりも少し味が薄くなりますが、一気に飲み干したい人はこっちがおすすめ」(河井さん)

軽く飲めるこちらのラッシーもおいしい。スパイシーなカレーの食後に飲むのも良さそうです。

八王子の苗は小笠原からやってきた

「パッションフルーツを八王子の名産に」と活動を続けている河井さん。



国内では、鹿児島県、沖縄県に次ぐ第3位の生産地である東京都。東京都の中でも主に小笠原諸島など温暖な島しょ地区で生産されていますが、2007年ごろに小笠原諸島から八王子に苗が持ち込まれ、この地で栽培が始まったそうです。

「八王子産は、果実が大きめなのが特徴。とれはじめの時期は、100gを超える2Lや3Lといった大きなサイズのパッションフルーツがたくさんとれます!」(河井さん)



生産組合の仲間が、挿し木で苗を育てているそう。毎年4月後半から5月の暖かくなってきた頃に1~1.5メートルぐらいに育った苗を買い、畑に定植します。

「苗の生産者によると、だんだん苗が八王子の気候に慣れてきて、寒さに強くなっているそうです」(河井さん)



「夏は暑くて冬は底冷えする」と言われる盆地の八王子で、たくましく育ったパッションフルーツ。ぜひみなさんも味わってくださいね。

販売先は、河井さんも所属する「八王子パッションフルーツ生産組合」でチェックしてみてください。


パッションフルーツのギフトセットもおすすめです!





河井農園

河井豊さん

東京都八王子市で200年以上続く農家を承継し、就農して今年で9年目。大学卒業後、小中学校生向けの学習塾の塾講師となり、4年間勤務ののち就農。JA八王子パッションフルーツ生産組合所属。河井農園では米や野菜を年間約30品目育てており、農業はお父さん、お姉さんとともに行いお母さんは自宅での野菜販売や出荷をサポートする家族経営。河井さんは4アールの土地でパッションフルーツを育てている。

写真/津田雅人 取材協力/JA八王子

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