みなさんはトイレの収納、どうしていますか? トイレットペーパーや掃除道具など、トイレで使うものはトイレに収納できれば良いのですが、一般的にトイレには「収納がない!」。わが家はそうです。というわけで、整理収納アドバイザーとしての知識を総動員して、考えうるだけの収納をカタチにしてみました。使ったのは、ぜ~んぶ突っ張り棒です。ぜひ参考になさってください。
1.突っ張り棒を2本使った収納術突っ張り棒2本だけで収納を増やしてみたいと思います。どこに突っ張るのかというとトイレのタンクの後ろなんです! 若干スペースが空いてますよね。あのランドスペースが収納に使えるんです。
設置方法は簡単! 画像のようにトイレのタンクの後ろに突っ張り棒を2本突っ張るだけ。
【収納例】
トイレットペーパーを並べて置いてみました。ストック置きにするのにちょうどいいです。
トイレットペーパーを半分ぐらい並べて、トイレブラシとサニタリーボックスを一緒に置いてもいい感じです。床から浮いているので、掃除もしやすくなります!
場所を変えて、トイレの天井にもこの方法で収納を増やしてみます。
突っ張り棒を設置するときのポイントは、手前の突っ張り棒を少し高めに設置すること。そうすることで手前の突っ張り棒がストッパーになり、モノの落下が防げます。
【収納例】このようにトイレットペーパーのストックが収納できるようになりました。頭上に突っ張っているので、軽いものを収納するのに便利です。
デメリットとしては高い位置なので、取り出しづらいということでしょうか。
2.突っ張り棒1本×「ハンギングシェルフ」を使った収納術
次に紹介するのは、突っ張り棒1本とハンギングシェルフという商品を組み合わせた収納術です。
ハンギングシェルフって?
【ダイソー】ハンギングシェルフ 110円(税込)/編集部調べダイソーで購入できる「ハンギングシェルフ」という商品なのですが、なんと突っ張り棒1本で簡単に棚が作れてしまうという優れもの。さっそく使い方をお見せしたいと思います。
【使い方】※直径13mmまでの突っ張り棒を使用
1. 突っ張り棒を壁から約24mm離したところに突っ張る。
なぜ約24mm離すかというと、ハンギングシェルフの裏面のでっぱりがちょうど壁にあたって、支えになる距離だからです。
2. ハンギングシェルフの裏側のくぼみを突っ張り棒にひっかける。
横から見ると、ハンギングシェルフの突起部分が壁につくことで棚が支えられているのがわかります。
【収納例】トイレットペーパー置きにトイレブラシ置きにサニタリーボックス置きにこのようにトイレットペーパーやトイレブラシ、サニタリーボックスを置くことができます。棚のサイズは幅150mm×奥行122mm。
③突っ張り棒1本×「つっぱり補助板コーナー用」を使った収納術
最後に紹介するのは、突っ張り棒1本と「つっぱり補助板コーナー用」という商品を組み合わせた収納術です。
突っ張り補助板コーナー用って?
【ダイソー】つっぱり補助板コーナー用 110円(税込)/編集部調べダイソーで購入できる「つっぱり補助板コーナー用」という商品です。この商品を使えば、突っ張り棒を部屋のコーナーに突っ張らせることができる超便利なアイテムなんです。ホッチキスを使うので、石膏ボードやベニヤ板の場所に取り付けることになります。
袋から取り出してみると、突っ張り棒の補助板とカバーが2組入っています。見ただけだとイメージしづらいと思うので、使い方から紹介していきますね。
【使い方】1. コーナーの突っ張りたいところに、つっぱり補助板を下記画像のようにホッチキスで止めて設置する。
2. ホッチキスで止めたら付属のカバーをつける。
3. 補助板に突っ張り棒を突っ張れば完成。
【収納例】
コーナーに突っ張れば、ホラッ。ミニマムですが収納スペースの誕生です!
コーナーに突っ張るので、突っ張り棒は短いタイプで済みます。ということは、突っ張り棒の存在感が小さくてすっきり見えるのがメリットです。デメリットとしては、ホッチキスですね。壁に小さな跡が残ってしまいます。
いかがでしたか?
紹介した突っ張り棒を使った収納術は、収納量を増やせるだけでなく、モノを浮かせることができるので、掃除もとっても楽になるのでおすすめですよ~! 誰でも簡単にできるので、ご参考になればうれしいです!
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