2021.11.04

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【災害時に使える】 袋にお米を入れて茹でるだけ!セリアの「ごはんが炊ける袋」でご飯を炊いてみた!

キャンプでご飯を炊くのに便利そうなグッズを、セリアで見つけました。袋にお米を入れてお湯で15分茹でればOK!というもの。水加減や火加減を気遣いしなくてよく、そもそも水の計量すら不要。そんな大ざっぱで、いい加減で、ホントにご飯が炊けるんだろうか…と思いましたが、使ってみたら驚きました!これは、災害時の備えにも絶対良いです。その使い勝手やご飯の味をレポートしますね。


セリアの「ごはんが炊ける袋」は、4枚入りで110円!



セリアで販売している「ごはんが炊ける袋」は、4枚入りで110円です。パッケージには「日本製」と書いてありました。
やはり直接食品を入れる袋なので、安心の日本製はうれしいですよね。

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さっそく、開封してみました。薄い不織布の様な袋が4枚入っています。この商品はセリアのキャンプグッズコーナーに置いてありました。今回はこちらの商品を使って、屋外での炊飯と家のキッチンでの炊飯の2パターンを試してみました。さっそくレポしていきますね♪

キャンプや災害時にも使える!お湯で茹でるだけの簡単炊飯!



屋外での炊飯という事で、今回用意したものはこちらです。

画像の左上から時計まわりに、シェラカップ、バーナー、ボトルにいれた水(適量)、お湯を沸かす鍋、お米1/2合、「ごはんが炊ける袋」、粉末スープ。
粉末スープはお米を茹でたお湯を有効活用する為に用意してみました!
災害時を想定するなら、お湯の1滴だって無駄にはできませんからね。



「ごはんが炊ける袋」にお米1/2合を入れてみました。マチがあり自立するので、お米をこぼすことなく入れられます。

お米を入れたら、袋の上部を折り返します。



袋の上部に画像のような折り返しが付いています。お湯に入れる前に折り返しておきます。

鍋に水をいれて沸騰したら、いよいよお米を入れた「ごはんが炊ける袋」を投入!



タイマーをセットして15分待ちます。
この時点ではまだ半信半疑...本当にご飯が炊けるのかな?と思っていました。



蓋をせずに、ぐつぐつと湯炊きしていきます。

炊飯器以外の調理器具でご飯を炊く時は、水加減や火加減に気を使いますよね。しかし「ごはんが炊ける袋」の凄いところは、その必要がない点です。

水の量を計ることなく、鍋に吹きこぼれない程度の水をいれて、ただ茹でるだけ。
これなら失敗する確率もぐっと減りますね。

15分間茹で終わったら、湯切りをします。



お湯は捨てても良いのですが、今回はスープを作るのでとって置きます。
沸騰したお湯なので慎重に...

湯切りが済んだら、フタをして15分蒸らします。



湯切りしたお湯には重湯のようなとろみがついていました。ポタージュスープならそのとろみも活かせます。われながら冴えてます(笑)。

パッケージ裏の説明にも「使用後のお湯はスープやフリーズドライ食品にもご活用いただけます」と書いてあります。
キャンプやピクニックの時など、洗い場が近くになくてもスープやフリーズドライのお湯として使えるのは良いですね。

いよいよ炊きあがり!ちゃんと炊けた?ご飯の味は?



15分間蒸らしたご飯を、シェラカップによそってみました。
この炊き方は初めてだったので、ちゃんと炊けるのか心配でしたが、炊きあがりを見て驚きました。

炊きあがったご飯はこんな感じです。



お米の一粒一粒がふっくらとしています。
あれほどたくさんのお湯で茹でたのに、べっちょっとした感じもありません。

炊き立てを食べてみましたが、しっかり蒸らしたからか芯もなくもっちりとしたおいしいご飯でした。今まで屋外炊飯で炊いたご飯の中でも、これは上位に入る炊き上がりです。

これまで屋外での炊飯は飯ごう、メスティン、クッカーと色々と試してきたわたし。失敗して焦がしたり、べちょっとしたり、芯が残ったりする時もありました。

なので「ごはんが炊ける袋」は給水時間も不要なのに、ただ茹でて蒸らすだけでここまでのレベルのお米が炊けたので本当にびっくりしました。

さらに、洗い物がラクというもの便利です。
ご飯を炊くとどうしても鍋にご飯粒がこびりついてしまいますが、「ごはんが炊ける袋」はさっとゆすぐだけで鍋がきれいになりました。

一人でキャンプに行った場合、炊飯の手間を考えるとどうしてもご飯を炊くという選択肢が減ってしまいます。でも、こんなに簡単にご飯が炊けるなら、キャンプの朝ごはんにもぴったりだと感じました。

また、災害時の備えとしてお米とガスを常備している方も多いと思います。
普段からの屋外炊飯に慣れていない方でもこの「ごはんが炊ける袋」があれば簡単においしいご飯が食べられるので、災害時の備えとしてもおすすめしたい商品です。

家でも炊ける!一気に2袋炊いてみた結果!

先ほど屋外で炊いて成功し味をしめたので、今度は家のコンロで2袋一気に炊いてみようと思います。

お米の量は先ほどと同じ1/2合のものと、100gに増やしたものの2種類を炊いてみます。



パッケージの説明書きには、米100gでどんぶり1杯分のご飯が炊けると書かれています。



さっそく、沸騰したお湯に2袋を一気に投入!



15分間茹でます。茹で時間残り1分の時の写真です。先ほどよりお米の量が増えたからでしょうか、お湯の減りが早く感じました。

もう少し多めのお水で茹でたら良かったかな...と心配になりました。



湯切り後、15分しっかりと蒸らし炊き上がったご飯がこちら。
お湯の減りが少々心配でしたが、問題なくしっかりと炊き上がりました。



100gのお米が手前のお茶碗、奥のお茶碗は1/2合です。2袋一緒に茹でても、先ほどと同じようにふっくらとした炊き上がりです。



おいしいご飯が2膳分炊けたので、しらすと卵をのせていただくことに!

失敗知らずの新しい炊飯方法で手軽にふっくらおいしいご飯を!

いかがでしたか?

鍋さえあればおいしいご飯が食べられる、セリアの「ごはんが炊ける袋」。飯ごうやメスティンを持っていない方や、キャンプを始めたい方、災害時の備えとしても役に立つ便利なグッズでしたね。

わたしの感想としては、夜にご飯を炊き忘れた日の朝のお弁当作りにも良いなと感じました。おにぎり2つ分程度のご飯を炊きたい!という時があります。炊飯器で炊くには少なすぎる量でも、「ごはんが炊ける袋」なら少量から炊けますもんね。

新しい方法を試してみたいキャンパーさんや、炊飯初心者のキャンパーさんにも、もちろん主婦の方にもおすすめの商品でした。

気になった方はぜひ手にとってみてください。

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