市販のカレールウは種類が多く、「どれがおいしいの?」と迷いがち。料理研究家・リュウジさんも気になったようで、6種類のカレールウを、パッケージのレシピ通りに作って食べ比べしていました。その順位をX(旧Twitter)にポストしたところ、視聴者から「あのルウも加えて!」と要望が。そこで改めて全7種類のカレーを実食し…なんと1位をチェンジ!リュウジさんの舌を魅了したルウは一体…!大絶賛のカレールウ2種を実食♪
リュウジ『最高傑作ドライカレー』 カフェにありそな「ボルケイノドライカレー」作ろう!ルウ不使用で簡単ウマい♡リュウジさんのX(旧Twitter)がこちら!
リュウジさんのX(旧Twitter)に、「市販のカレールウでどれが一番旨いか、決着がつきます」とのポストが。画像には、調理済みのカレーがズラリと6種類も並び、圧巻です!
リュウジさんのYouTubeを見ると、TBS系の情報番組『サタデープラス』のひたすら試してランキング風に、市販のカレールウを食べ比べしていました。ルウの味わいを公平に評価するため、パッケージ通りのレシピで作り、価格も考慮して順位を決定するルールだそう。
用意したルウは、近隣で購入出来たすべての種類。Xの画像を見ると、左から「ザ・カリー」「ジャワカレー」「バーモントカレー」「ゴールデンカレー」「ディナーカレー」「ZEPPIN」の6種類が揃っていますよ。
「ジャワカレー」と「ゴールデンカレー」はリュウジさんの定番ルウだそうで、この2つは有力候補だとコメントしていました。撮影スタッフの方は、「バーモントカレー」派が多数とのこと。
筆者は、たまに「ジャワカレー」を使う程度。普段は、プライベートブランドのリーズナブルなルウに、スパイスと乳製品を適当に混ぜてカレーを作っています。
「一番うめぇカレールウ」選手権で、リュウジさんが1位に選んだルウは、筆者が使ったことのないルウでした。どんなおいしさなの?と興味津々!リュウジさんの舌を納得させたカレールウ、買ってきます!
リュウジさんセレクトのカレールウは6種類!独断で選んだ第1位は…リュウジさんが行った「一番うめぇカレールウ」選手権で第1位に輝いたルウは、ハウス「ザ・カリー」。パッケージには「最高級のコクと香り」と書かれていますよ。ちなみに今回は1箱328円(税込)で購入。いつも使っているルウの2倍くらいの価格で、筆者にはお高めに感じます。
開封すると、特製ルウとブイヨンペーストの2種類が入っていました。パッケージには「赤ワイン、香味野菜、果実などの旨味を閉じ込め、ブイヨンのおいしさを醸し出したブイヨンペーストがカレーのコクと香りを一層引き立てる」と書かれています。
ペーストを少し味見してみると、あめ色玉ねぎの深いコクと甘さの中に爽やかなスパイスの風味が。にんにく、しょうが、コリアンダー、クローブなどが入っているのかな?
おいしさの秘密は、ブイヨンペーストにありそう!それではカレーを作ってみます。
「ザ・カリー」でパッケージの公式レシピ通りにカレーを作ってみた!パッケージの記載レシピは5皿分ですが、今回は2皿分に減らし、肉の種類は記載されていないため、豚こま切れ肉で作ってみます。また、パッケージのレシピにはフタをして煮込むパターンも記載されていますが、今回はフタなしで煮込んで作ります。
【材料】(2皿分)ザ・カリー…56g(ルウ34g+ブイヨンペースト22g)
肉…120g
玉ねぎ…160g
水…240ml ※フタをする場合は200ml
サラダ油…小さじ1強
1. 鍋にサラダ油を引いて中火で熱し、ひと口サイズに切った玉ねぎと肉を加え、玉ねぎがしんなりとするまで炒めます。
今回は火が通りやすい豚こま切れ肉を使ったので、玉ねぎを先に4分ほど炒めてしんなりさせることに。豚こま切れ肉を加えたら、色が変わる程度に2分ほど炒めました。
2. 水を加えたら沸騰させ、あくを取ります。ブイヨンペーストを加えて、弱めの中火で15分ほど煮込みます。
水を加えて沸騰させましたが、あくはほとんど出ませんでした。先にブイヨンペーストだけを加えます。
弱めの中火で15分ほど、ふつふつとする状態で煮込みます。ブイヨンペーストを加えると、爽やかなスパイスの香りとあめ色玉ねぎのような甘い香りが。とは言え、まだカレーらしい香りはしないので、ビーフシチューを作っているような気分。
リュウジさんも動画で「他のルウに比べて香りが違う。フォン・ド・ヴォーのような香りがする」とコメントしていましたよ。
3. 火を止め、ルウを割り入れて溶かしたら、弱火に点火。時々混ぜながら10分ほど煮込みます。
火を止め、ルウを加えて溶かします。ルウが溶けるとカレーの香りが一気に広がりました。
ルウを溶かすと、程よいとろみ感が♪弱火で10分弱煮込んで仕上げました。これで完成です♪