夏野菜として定着してきたイタリア原産の野菜、ズッキーニ。形はきゅうりに似ていますが、かぼちゃの仲間で、なめらかな果肉が特長です。YouTubeのイタリア料理系チャンネル『Aosトラットリア』では、日本人の味覚に合うはず！と、「無限ズッキーニ」を紹介していました。浅漬け風に酢じょうゆで漬けるだけの、お手軽な一品♪ズッキーニは炒めて料理することが多い筆者。生のズッキーニのお味は、いかに？【2つ星店の元料理長】肉汁と果肉の旨み汁、ジュワ～ン♡ピーマンでなく「ズッキーニの肉詰め」作ろう！YouTube『Aosトラットリア』はおいしく作れるイタリア料理チャンネル 夏の副菜によさそうな「無限ズッキーニ」を見つけたのは、チャンネル登録者数28.7万人のYouTube料理系チャンネル『Aosトラットリア』です。
運営者は、青池隆明さん。イタリア・トスカーナ州の小さな街、ルッカのレストランで料理修業をし、後にソムリエの資格を取った方だそう。 日本の旬の食材を使い、多少アバウトに作ってもおいしくなるという、簡単なイタリア料理を紹介していますよ。
今回作ってみる「無限ズッキーニ」は、ズッキーニを生で使うのがポイント。動画内では、「イタリアではズッキーニを加熱して食べることがほとんどだけど、浅漬け風に作れば日本人の味覚にきっと合う」と、コメントしていました。
ずっしりとしていてハリのあるズッキーニは、一見すると硬そう。そのため、炒めたり煮たりすることが多いのですが…。生で食べると、どんな味わいなのでしょう？
浅漬けにするのがポイント！「無限ズッキーニ」を作ってみた！動画では白ぶどうの果汁から作られる白バルサミコ酢を使っていましたが、入手しづらい調味料なので、酢やバルサミコ酢で代用OK。
また、今回は白ズッキーニを入手したので、こちらで作ってみます。
【材料】(2人分)ズッキーニ…1本 ※今回は320gのものを使用塩…ひとつまみ
しょうゆ…大さじ1
白バルサミコ酢…大さじ1 ※バルサミコ酢や酢で代用可
蜂蜜…小さじ1
にんにく(すりおろし)…少量
輪切り唐辛子…適量
1. ズッキーニのへたを切り落とし、食べやすい大きさの乱切りにします。
乱切りにすることで、食べ応えのある「無限ズッキーニ」になりますよ。
2. ズッキーニに塩を揉み込み、10分ほどおいて水分を出します。
ひとつまみの塩を振ることでズッキーニの水分が少し出て、調味料が入りやすくなるそう。
3. しょうゆ、白バルサミコ酢、蜂蜜、にんにくをよく混ぜ、輪切り唐辛子も加えて混ぜます。
動画では、バルサミコ酢に比べて色が薄い白バルサミコ酢を加えていましたが、今回は入手出来なかったので米酢を使用。蜂蜜が溶けにくいので、しっかりと混ぜてくださいね。
4. ジッパー付き保存袋に、水分をしっかり拭き取ったズッキーニと
3を入れます。袋の上から軽く揉んで味をなじませ、空気を抜いてから袋の口を閉じます。
塩をまぶしたズッキーニは、表面に汗をかいたようになっていました。調味料の味が薄まらないよう、水分を拭き取ります。
ジッパー付き保存袋に、ズッキーニと合わせ調味料を入れ、軽く揉みます。
5. 冷蔵庫で1時間漬けます。
味がしっかりとなじむよう、30分経ったら上下を返し、冷蔵庫で1時間漬けました。お皿に盛り付けたら完成です。
