2024.09.29

食べる

【レモンサワー発祥の店・もつ焼きばん】の超名物「レバカツの作り方」試してみた!臭みのない秘密とは⁉



7. 器に乗せ、お好みでからし(分量外)を添えて出来上がりです。ウスターソースは食べるときに好きなだけかけてください。



きつね色に揚がったレバカツは串自体もまだ少し熱く、かじってみると衣はサクッと、中はおなじみのレバーのトロっとした食感がちゃんと生きていました。お店のようなフライヤーではなく、フライパンで揚げるので多少時間がかかる分、レバーに熱が入りすぎてしまうことを心配したのですが、それにしては上出来なおいしいレバカツになりました。もちろんからしとソースをたっぷりつけると、また一段と美味です。

料理番組でよく紹介されているレバーの処理は水で血抜きをしてから牛乳に漬けて臭みを取り除く方法ですが、実はレモンを使うと肉を保湿できるためレバーが柔らかくなります。この効果によって、水分が抜けてパサパサになるのを防ぐこともできるのです。とは言うものの、特にこのレバカツは薄いレバーを使うため火の通りが早いので、揚げすぎには注意です。

「もつやき ばん」と言えばレバカツはもちろんですが、かのレモンサワー発祥の店でもあります。ジョッキにたっぷりと注いだ焼酎をハイサワーで割って生レモンを絞るだけの簡単なものですが、おいしくてコスパ抜群という神のような飲み物です。今は祐天寺にありますが元は昭和33年に中目黒で創業した「もつやき ばん」。一切れだと小さなレバーを串でつなげて一枚に見立てたのは見事です。今は材料費高騰で一串200円ですが、それでも充分にコスパのいいつまみです。使うレバーの厚みや油の温度によって出来上がりが変わりますので、安定して揚げられるようにしたいものです。

手間暇かけて一晩漬けこむだけで臭みが全く無くなるのはもはや神業ですので、ぜひ作ってみてください!

※記事内で紹介したメニューは掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合がございます。

Pick up

Related

Ranking