きのこは1年中スーパーで買えますが、その多くが9月~11月に旬を迎えるそう。つまり、断然秋が食べ頃なんです。そんなきのこをおいしく食べようと調べてみたら、料理研究家・リュウジさんの「至高のきのこご飯」を見つけました。「至高」っていう言葉に惹かれて読み込むと、きのこを炒めた後で炊飯することで、しっかりうま味を引き出すから「至高」なのだとか。これは間違いなさそう!さっそく作ってみました。
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まるで料亭の味!料理研究家リュウジさん考案「至高のきのこご飯」
【材料】(2~3人前)
米…2合
かつお節…6g
オリーブオイル…大さじ1
お好みのきのこ…400g(今回はしめじ、舞茸、えのき)
塩…小さじ1/2
しょうゆ…大さじ1 1/2
みりん…大さじ1 1/2
清酒…大さじ1 1/2(料理酒で代用可)
うま味調味料…8振り
仕上げに、お好みで塩で調味。
また、七味やマヨネーズで味の変化を楽しんで!とのこと。
きのこは何を使ってもOKで、椎茸やマッシュルーム、ヒラタケなんかもおすすめだそうですよ。
では、準備をしていきます!
かつお節は、粉状にしてから使う
1.かつお節を600Wの電子レンジで50秒温める。
かつお節を温めている間にきのこを切る。
しめじとえのきは石づきを切り落としてほぐし、舞茸はほぐすだけ。
きのこは下準備に手がかからないのもうれしいですね。
レンジからかつお節を取り出したら、水分が抜けていました。
それを手で揉み込み、粉状にします。
かつお節をレンジで温めると風味がよくなる上、粉状にすることで米のうまみがグッと引き立つそうですよ。
調味料を先に入れてから水を加える
2.米を研ぎ、炊飯釜に入れる。
しょうゆ、みりん、料理酒、かつお節、うま味調味料を加える。
3.2合の線まで水を入れて混ぜ合わせる。
★ポイント
きのこはグアニル酸が多く、かつお節はイノシン酸を含んでいます。
ここにうま味調味料のグルタミン酸を加えることで、うまみの相乗効果を生み出すとか。
(昆布でだしをとっているのと同じような、深い味わいになるそうです)
きのこは強火で炒める
4.強火で熱したフライパンにオリーブオイルを引く。
5.きのこを入れ1分程炒めたら、塩を加えて全体に混ぜ合わせる。
きのこの味が凝縮するので、生のまま炊飯器に入れるより、炒めてから炊くほうがおすすめだそうです。
ただし、きのこは焦げやすいので注意して!
6.”きのこをフライパン全体に広げて、焦げ目がついたら返す”を、かさが最初から1/3量までになるまで何回も繰り返す。
今回は、3分間に6回ほど返しました。
7.3の炊飯釜に炒めたきのこを入れ、普通炊きする。
8.炊けたら、茶碗によそってできあがり。
炊き上がり時間が近づくにつれ、きのこやかつお節のいい香りがキッチンに広がり、食欲をそそります。
炊き上がったご飯をお釜の底から返してみたら、おこげがきれいにできていてびっくり。
みりんとしょうゆを入れたお陰だとか。
リュウジさん曰く、汁物と食べる時はこのまま、ご飯を単品で食べる場合は塩をひとつまみ加えるのがおすすめとのことですが…、さて実食です。
かつお節の香りときのこのうまみがたっぷりお米に染み込んでいて、箸が止まりません!
おこげがまた香ばしい!
きのこのコリコリとした食感もよく、噛み応えがあって大満足!!
きのこを数種類入れたことで、お肉が入っていなくてもかなりボリュームがあります。
ひと手間で格段においしくなる
料理研究家リュウジさん考案の「至高のきのこご飯」を作ってみました。
ふだん作っている炊き込みご飯では、きのこをそのまま入れて炊いていました。
そのため、このレシピだと炒める作業のひと手間が加わってしまいますが、この凝縮したうまみは炒めないと出せなそう!
そのままでもおいしかったですが、マヨネーズを加えるとコクとマイルドさがプラスされ、違った味わいも楽しめました。
また、おにぎりにして仕事に持って行き、冷めた状態でも食べましたが、おいしさは変わらずでしたよ。
なので、お弁当に入れるのもおすすめです。
ぜひ作ってみてくださいね!
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