さまざまな技術が変化し続け、“痒い所に手が届く”ような商品が続々と登場している昨今。そんな中、今年の5月末に「コメダ珈琲店」から発売されたのは「とろみコーヒー」という、名の通りとろみのついたコーヒー。高齢化が進む中、飲み込みに不安のある方にも楽しんでもらいたいと開発されたコーヒーなのです。看板商品と同じ豆を使用したおいしさにも抜かりのない1杯。実際に飲んでみたので、味やとろみの程度など詳しくレポートしていきます。【甘じょっぱ“沼”】バーミヤンでコレ頼め！「台湾カステラ」に「海老のチリソース」を乗っけて食べてみた♡コメダが出した「スゴい飲み物」って!?
2024年5月29日に発売された「とろみコーヒー」¥460～700（税込）。今回わたしが行った東京都のある店舗では¥540（税込）でした。店舗で飲むことが出来る他、お持ち帰り用としてパウチに入ったコーヒーミックスが1箱15袋入りで販売されています。とろみコーヒー自体限定店舗での取り扱いのため、コメダコーヒー公式サイト（https://www.komeda.co.jp/pdf/coffeelist.pdf）でチェックしてからお店に行くことをおすすめします。
なぜとろみコーヒーを作ったの？開発のきっかけはお客さんの相談だった！
「とろみコーヒー」は、歯科医師で日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士である谷口裕重先生が監修の元、コメダと石光商事が共同開発したのだそう。加齢に伴い“飲み込む力”が弱まってしまうと、すぐにむせてしまったりとリスクがあるもの。開発のきっかけは、介護職のお客さんからの相談だったそうです。そして、すべての人に「いつまでも安心して飲めるおいしいコーヒーを届けたい」という思いのもと生まれたコーヒーなんですって。わたしもコーヒーが大好きなので、なんだかうれしい気持ちになりました。
さっそく注文！香りやとろみは？
さっそく注文してみました。運ばれてくるといつものコーヒーと同じように、まるでアロマのようなコーヒーのいい香りが漂います。スプーンですくうと画像のようにぷっくり。見ためからもとろみを感じます。気になるとろみ具合は、かき混ぜると少し跡が残るくらい。「あんかけソースくらい」と予想していましたが、葛を使ったスイーツのような、口当たりのやさしいもったりとろ〜りとしたテクスチャーです。
