2022.07.14

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農作業に初参戦!「にちにち農ガール」の野菜作り・体験レポ【その5:本支柱立て&トマトの芽かき編】

東京に住んで5年目の主婦まいこです。最近めっきり暑い日が増えてきましたね! 水分をしっかり摂って、夏バテ知らずで過ごしたいものです。水分が必要なのは、今畑で育てている野菜たちも同じです。水と太陽と土の恵みを受けてすくすく成長してほしい!(いつの間にか親心が…)。先日夏野菜の苗を植えたのですが、あれから早や2週間。気になる畑の様子はどうなっているでしょうか。

農作業初心者な「農ガール」2人が初めての野菜作り・体験レポ【その2:夏野菜を苗から育てる編】


前回の夏野菜の苗から育てました!そのおさらいから!

あたらしい日日編集部からのお誘いで、農作業初心者なわたしの野菜作り挑戦、第2回めのレポートです。

わくわくの気持ちが止まらないところですが、まずは前回の作業のおさらいから一緒にしていきましょう♪
詳しく知りたい方は前回の記事(6月16日に配信)をぜひチェックしてくださいね。

前回の作業では、夏野菜の苗をたくさん植えました!
トマト、ナス、キュウリ、ゴーヤ、パプリカ、トウモロコシ、エダマメ、甘とうがらし…。それぞれの苗に特徴がありますね。皆さんは、これらの野菜の苗を見ただけで実を想像できるものがいくつありますか? わたしは…5つ! パプリカ、エダマメ、甘とうがらしは今回初めて苗を目にしました。野菜を苗から育てるって新しい発見があって楽しいですよ♪



苗を植え終えたら、高さが出たり伸びていく野菜を中心に縦に伸びる野菜には仮支柱を立てました。仮支柱と苗を縛るときのポイント、覚えていますか…?
そうです、正解は…
【ひもを2回ねじって、仮支柱と苗の間に指2本分くらいのゆとりを持たせること】そうすることで、苗が成長しても折れずに済むのでしたよね!


支柱に苗をひもで縛る「誘引作業」

苗を植えてから1週間後の畑の様子…

こちらが、苗を植えてから1週間後の畑の様子です。苗に近づいて成長の様子を一緒に見てみましょう!



ひょろひょろだったトウモロコシの苗は葉が青々として茎が太く力強くなっています!



トマトは黄色い花が咲いている! なんてかわいい♡



種でまいたラディッシュは、小さな芽が出ていました! 全部元気に成長していて良かった♪




2週間後の畑の様子はいかに!

初めての農作業だった夏野菜の苗植えから2週間。畑は一体どうなっているでしょうか…?
わ~1週間前に見たときより、さらに成長していました。たった1週間なのに、生命の力って本当にすごいです! なんだか感動してしまいますね!

でも、1つだけ「がーん」なことがありました。虫よけのために支柱を立ててビニールで囲ったズッキーニは、こんなに虫食いに…下の画像を見てもらうと一目瞭然ですね。
好かれるのもいいことばかりではないのですね(笑)。



でも、虫食いの葉っぱの下には、もう小さな実がなっていました! この艶、もうズッキーニらしさを感じます☆



1週間前に花が咲いていたトマトにもかわいい実が4つもなっていました。
夏野菜は成長が早いので、初めて農作業にチャレンジされる方も楽しみながら取り組めるのではないでしょうか♡



本日の農作業スタート~!仮支柱から本支柱へ

苗の成長に合わせて、仮支柱から本支柱にチェンジします! 本支柱を立てるのは、「トマト、キュウリ、ゴーヤ」の3種類。前回の仮支柱は長さ60~70㎝ほどでしたが、本支柱は背丈を超えるほどの長さ!

では、さっそく作業していきます。

今回実践するのは、3本の支柱を組み合わせる「3本仕立て」という方法。実が重い野菜、良く茂る野菜で使うことが多いんだそう。
苗を中心に三角形に囲むように支柱を配置します。竹の太いほうを下にしてしっかりと刺します。この時中央に向かって斜めに刺すことがポイント!



結束部分は麻紐で結びます。最後に苗と本支柱を縛り直したら完成です!




えっ、もったいない⁉トマトの芽かき作業

続いて、トマトの芽かき作業です。せっかくのびのび成長している葉を間引いてしまうのはなんだか忍びない気がしますが、作業に取りかかっていきます。主軸となる茎をたどりながら、脇芽をハサミでカットしていきます。
初心者には主軸と脇芽の区別がなかなか難しい…。


メインの茎をたどって

そうそう、茎から2本葉が出ているうちの上の部分をカットする! と覚えるとわかりやすいです。下の画像を見てもらうとわかりますよ~。
脇芽と残す葉っぱを間違えないよう注意! 残すほうの葉をとりすぎてしまうと光合成不良になることがあるので、要注意!


上の茎をカット

はい、芽かき出来ました! この作業は結構どきどきしましたが、しっかりと実に養分を行き渡らせるために大事な作業だそうです。
枝葉は生い茂りすぎると収拾がつかなくなるため、この時期に間引きすることが大切なんですって!


間引き完了!

葉を間引いた後のトマト。視界が開けて、太陽の光をたくさん浴びられそうです♡



ちなみに…

エダマメとゴーヤはトマトとは逆に、「摘心」といって、茎の先をカットすることで脇芽の成長を促す作業を行います。摘心のことを芯止めとも言います。脇芽を増やすことで、枝が増え、収穫量を上げることが出来るそうです。
野菜によって間引きの方法も異なるのですね。奥深くて面白いです!


エダマメの苗


ゴーヤの摘心の様子

ラディッシュの間引き&オクラの苗植え

今日は、種で植えたラディッシュの間引きと、オクラの苗植えもしました!
ラディッシュの間引きは葉が絡み合ってなかなか抜きにくくなるくらい。よく成長した証ですね。
一緒に作業をしているえりちゃん、笑顔が輝いています♡



オクラは気温が高いときによく育つということで、作業時期を少しずらして今回苗を植えました。この細い苗がどう成長していくのか、とっても楽しみです!
この2つの作業の詳しい作業内容は、えりちゃんが記事にしてくれていますのでご参考に!(6月28日配信)



雑草取り…
苗のお世話をした後は、雑草を取って苗の周りの環境を整えてあげます。人間でいうと、お部屋を掃除したりするのと一緒のイメージですね! 土の中の養分がしっかり野菜に行き届きますように♪



最後に水やりをして、作業終了です!



今日の貸菜園作業が終了しました~!

貸菜園初心者のわたしが想像していたよりも野菜の成長が早く、実のなっている野菜もあって成長の様子を楽しみながら作業することができました! トマトの芽かき作業は、どきどきもしましたが、野菜の成長に合わせたお世話をしっかり行って収穫までいけたらうれしいなと思います♡



間引き菜が食卓を豊かに♡

間引き菜をもらって帰ったので、作り置きしていた鶏ハムと一緒にワンプレートランチのようにして食べました。辛みもあってドレッシングなど何もかけずそのままでとってもおいしくいただけました。夫も「味がしっかり濃くておいしいね」と言って食べてくれましたよ! うれしい♡



ちなみに、食べられるのは最初の双葉を除いた部分。
この地道な選別作業、結構好きです(笑)。





貸菜園を通して、彩り鮮やかでおいしい食卓が作れたら…こんな豊かさが循環していってくれたらうれしいと思う筆者なのでした。
次回はもっと成長している野菜たちに出逢えることをとっても楽しみにしています。

皆さんもぜひ、お楽しみに♪


※【東京農ガール】プロジェクトに参加したい農業初心者の女子を募集しています!詳しくはあたらしい日日のウェブサイトの「お問い合わせ」にご連絡ください。


アグリス成城

AGRIS SEIJO

都心にある駅近の貸菜園です。
TEL: 03-3482-0831
東京都世田谷区成城5-1-1
小田急線「成城学園前」駅西口正面
通常:9:00~18:00
夏季:8:00~19:00(6/1~8/31)
冬季:9:00~17:00(11/1~2月末)
※諸事情により営業時間が変更になる場合があります。詳細はHPかお電話にて確認ください。
https://agris-seijo.jp/

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