2022.07.01

食べる

【農家直伝スイーツ】贅沢気分♪「ゴロッとバナナなフルーツサンド」憧れの【萌え断】を叶える裏ワザも!

かわいくておいしいと話題のフルーツサンド。自分で作ってみたら、断面ボロボロで見事に失敗した記憶があります…(涙)。ところが! 熊本県のバナナ農家、高木明日香さん曰く「バナナを使えば誰でも萌え断に仕上がりますよ」とのこと。まさか、憧れの萌え断フルーツサンドが素人でも作れるんですか!? 不器用なわたしに希望をくれた(大げさか)スイーツレシピに、いざリベンジ☆クッキング~!

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熊本県八代市でバナナを栽培する高木さん。「フルーツサンドを初めて作るならバナナは外せない」と話します。

「バナナはサンドした時に安定するし、カットした時の断面も調整しやすいという特徴があります。初心者でも簡単・きれいな萌え断が成功しますよ」(高木さん)

なるほど! 萌え断には、素材選びも大事ということですね。一度失敗しているわたしですが、今度こそ成功させるぞー!

バナナなら萌え断が叶う!「ゴロッとバナナなフルーツサンド」



材料(3人分)
食パン…2枚
バナナ…1本
キウイ(お好みで)…1/2~1個
生クリーム…200ml
砂糖…大さじ2

作り方
1.生クリームに砂糖を加え、角が立つまで泡立てる。



生クリームは氷水などで冷やしながら泡立てましょう!



2.食パンに1を塗り、片方のパンにバナナや好みのフルーツをカットして乗せる。



フルーツはキッチンペーパーの上に乗せ、水気を取り除きます。こうするとサンドした時もベチャッとしません◎




ここで、高木さんから萌え断ポイント!

「フルーツを並べるときには、まずカットの仕方を考えましょう。きれいな断面が出るように、想像しながらフルーツを並べてくださいね」(高木さん)



今回は画像(赤線)のように切ることに。バナナは断面が想像しやすいので、迷わずに並べることが出来ました!

3.パンを乗せてサンドし、ラップでぴっちり包んだら、30分ほど休ませる。



ここでまたまた高木さんから萌え断ポイントッ!

「この間に、断面がきれいに出るように、マジックで印をつけておきましょう」(高木さん)



意外と切る時に混乱しちゃうので、この一手間が大事なのだそう!

4.ラップに包んだまま、印に沿ってカットする。



ここで、高木さんから最後の萌え断ポイント!

「よく切れる包丁を使うことと、1回切るごとに包丁についたクリームを拭くことが、きれいな断面にするコツですよ」(高木さん)



高木さんの言葉を胸に、カット完了! 果たして萌え断になっているでしょうか…?



や、やった~(感涙)! 何年か越しの夢が叶いました! 食べるのがもったいないくらい断面がきれい♪ こんな素敵なスイーツが自分で作れるとは…テンション上がります!



しばらくの間は自画自賛モードでしたが、見てたらお腹空いてきました(笑)。では、いただきま~す!



ふわふわのパンと、なめらかな口当たりのホイップクリーム。そこにねっとりした甘みのバナナが加わって最高~! キウイの酸味も良いアクセントになってて、絶妙なバランスです。フルーツのゴロッと感が贅沢気分にさせてくれますね♪

「バナナと一緒に合わせるフルーツは、酸味のあるものがおすすめです。バナナは甘みが強いので、そこに甘みのある果物を合わせると、それぞれの風味の良さが出ないんですよ」(高木さん)



ちなみに、バナナだけで作るのもおすすめとか。チョコソースをトッピングしてもおいしそう~!

こんなに簡単にうまく作れるなら、急な来客にもぴったり。ぜひ作ってみてください!

樹1本分のバナナを楽しめる「オーナー制度」とは?



高木さんが栽培するバナナは、もちっとした食感とさっぱりした甘みが特徴。国産バナナならではのおいしさに、リピーターの方も多いとか。

そんな状況を受けて発足したのが「バナナの樹オーナー制度」。オーナーになるとバナナの樹が1本丸ごと自分のものになるという、夢みたいな制度なんです!



「申し込まれた方には、収穫時期まで生育状況をしっかり報告! 収穫時期が来たら、実ったバナナを収穫し発送します。ご自身で収穫することもできますよ。お子さんを連れて収穫しに来てくれる方もいるんです」(高木さん)

おいしいバナナが食べられるだけでなく、貴重な収穫体験もできるこの制度。家族イベントとして収穫するのも楽しそうですね!



高木さんが栽培するバナナは株式会社たかきのホームページで購入することが出来ます。気になる方はぜひチェックしてくださいね!


株式会社たかき

高木明日香さん

江戸時代から続く農家の生まれ。熊本県八代市で無農薬の国産バナナを栽培する。「バナナを通じて地域を盛り上げたい」という思いから、地域の保育園児を招待してのハウス見学や、地元酒造メーカーとバナナ酒の開発などもおこなう。

株式会社たかき HP 
https://www.takaki-komekoubou.com/

レシピ写真/大村夏子 たかきのバナナ写真/石塚修平 取材協力/JAやつしろ

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