2022.11.01

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AIがママそっくりの声で読み聞かせ♪タカラトミーの「coemo」が寝かしつけてくれる⁉試してみた!【子育ての裏ワザ】

小さなお子さんがいらっしゃる場合、寝る前に絵本を読み聞かせる家庭も多いかと思います。日中お仕事や家事育児をして、お疲れモードのパパやママにとっては、ひと仕事ですよね。のどが痛かったり体調が悪かったりしたら、読み聞かせをするのはさらに大変…。そんなときに大活躍しそうな商品がタカラトミーから発売されたんです!その名も「coemo」。一体どんな商品なのか試してみました!

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タカラトミーの「coemo」って?


こちらが2022年9月29日にタカラトミーから発売された商品、「coemo」。かわいらしいフォルムで、手の平に乗るくらいのサイズ感です。

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【タカラトミー】coemo 12,980円

かわいいお顔の裏面には、スマホアプリと連携するための操作ボタン等が並んでいます。
ママなどご家族が事前に声を登録しておけば、その声を元に、AIがママそっくりなコエで絵本を読み聞かせてくれますよ。「赤ずきん」「3匹のこぶた」をはじめ、読み聞かせできる無料の絵本の数は40以上。有償コンテンツを追加で購入することも可能です。今までにない商品にワクワク!さっそく使ってみたいと思います!
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出典:© TOMY


文章を読み上げるだけでAI合成した声を作ってくれる!

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「coemo」と「コエステ」というアプリをインストールします。そして「コエステ」アプリから、自分の声を登録していきます。声の登録方法は簡単で、スマホ画面に映し出された文章を読み上げていくというもの。文章自体は1文ずつで簡単なものです。「ありがとう」「いってらっしゃい」という短い文章から、「3人の息子のお弁当は、おにぎりとソーセージだ」といった長めの文章までありました。また、コエレベルというものが1から5の5段階あり、全部で200文。コエレベル5まで登録するのにかかる時間は約1時間ほどでした。コエレベル5まで登録すると声の精度がより上がりますが、コエレベル2でもAI合成した声を作ることは可能です。自分の声を登録後、AI合成した声を作るのには数分~数時間かかるので、一通り文章を読み上げたら一旦休憩です(笑)。

実際にどんな声で読み聞かせしてくれるのか聞いてみた!

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コエが作られたら、「コエステ」と「coemo」を連携させ、さらに「coemo」というアプリとコエモ本体をBluetooth接続すると、無料のたくさんの絵本を選ぶことができるようになりました。まずは『赤ずきん』を選び、声の配役を設定しました。ここで自分の声を配役に当てることができます。ナレーションは「ナレーターの声」、赤ずきんちゃん・お母さん・おばあさんは「自分の声」、オオカミ・猟師は「成人男性の声」というように設定してみました。

子どもに聞かせる前に一度聞いてみると、自分の声と多少違う感じもありましたが、これが自分の声なんだ~という感じでした。

子どもの反応は?

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実際に日中、2歳の息子にコエモを見せてみると、「あたらしい!」と言って興味津々。いろんな方向から眺めたり触ってみたりしていました。
いざ、『赤ずきん』を再生してみると、ちょっとびっくりした様子。ママの声だと気づいたかはわかりませんが、すごく真剣に聞いていました。

ときどき効果音や臨場感のあるBGMも流れるので、大人でも聞いていて面白いです。絵がないので、なんだか想像力も豊かになりそう!
しばらくして、ちょっと飽きてしまったのかコエモを置いて、別のおもちゃのところへ…。
飽きちゃったか~と思って一旦停止させると、息子が「もう1回!」と言って戻ってきました。楽しかったようです!

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お次は寝かしつけのときに、もう一度息子に試してみました。coemoを少し離れたサイドテーブルに置くと、自分の隣に持ってくるように言います。
なので、coemoを隣において息子と二人でベッドにゴロンとしながら、読み聞かせをしてみます。
おはなしは一度に3つまで選ぶことができますが、この日選んだおはなしは、『きみの特別な日』『赤ずきん』『桃太郎』の3つ。
『きみの特別な日』というおはなしは、事前に子どもの名前を設定しておくと、「〇〇くん」というように呼び掛けてくれるものです。
内容は、お誕生日を祝ってもらうような内容になっています。
まずは『きみの特別な日』を再生してみると、自分の名前を呼ばれた息子は興味津々。名前を呼ばれるたびにこっちを見て、にっこりと照れていました。
最後ハッピーバースデーの歌が流れると、先日保育園でお誕生日会をしたのを思い出したのか「保育園みたい~!」とはしゃいでいました!

その後、『桃太郎』『赤ずきん』と再生してみると日中に聞かせたときとは違い、寝転がりながらも真剣に聞いていて、時折セリフを真似してみたりも。
そしてなんと!!『赤ずきん』の読み聞かせが終わるころには、すやすやと寝ていました。
coemoは読み聞かせだけじゃなくて寝かしつけまでしてくれるの!?とびっくり。

coemoは大人もちょっと休憩したいときの味方

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出典:© TOMY

coemoを使ってみて思ったことは、「ちょっと今日は疲れたな」という日は、coemoに読み聞かせを頼るのもいいかな、ということ。
わが家の場合、子どもが何度も同じ本を「読んで」ということが多く、途中でママのほうがだんだんと声がイライラしてきたり疲れてしまうシーンがあるんです。そんなときも、coemoなら優しい声で何度でも読んでくれるのが魅力的。ママの心にも余裕ができちゃいます!
そしてきっと、パパだけの寝かしつけの心強い味方になってくれること間違いなし!

これは子育て中のママさんたち、試してみる価値ありです!


※記事内で紹介した商品は掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合がございます。

メイン画像:© TOMY

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