2021.08.06

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【初心者でも大丈夫】おうち時間が華やぐひと工夫!切り花をかわいくオシャレに飾るポイント

コロナ禍の毎日を少しでも明るくするために、花を買ったはいいけれどなんだかうまく飾れない…。そんな切り花初心者でも、花瓶や組み合わせ、切り方などを少し工夫するだけで、簡単におしゃれに飾れるコツがあるんです!すぐに実践できる飾り方のポイントを、切り花に詳しい農業男子に聞きました。



教えてくれたのは、東京都世田谷区・千歳烏山で「大下農園」を営む農業男子、佐藤友雄さんです。

まずは花瓶選び! 初心者には細口の形状がおすすめ!


写真/石塚修平

「いろいろな花を組み合わせて飾ろうとすると、花があちこちに向いてしまい、うまくまとまらないことも。そこでおすすめなのが、細口の花瓶。生けた花が自然にまとまるので、それだけでおしゃれに見えますよ」(佐藤さん)


写真/石塚修平

細口の花瓶がなければ、ガラス製のコップや小さめの空き瓶などでもいいそう。


写真/石塚修平

花と一緒にグリーンを合わせるとグッと締まった印象に!


写真/石塚修平

「どんな花の組み合わせがいいか迷ったときは、必ずグリーンを1つは選ぶこと。観葉植物のアイビーなどがおすすめです。かわいらしい葉型が特徴で、どんな花とも相性がいいんです」(佐藤さん)


佐藤さんおすすめのグリーン、アイビー(写真/石塚修平)

アイビーは、緑の葉に白い斑などの模様がある観葉植物。つるを伸ばして垂れ下がるように生育するのでインテリアグリーンにもぴったり。


写真/石塚修平

花がたくさんついた切り花は分けて一輪挿しに



「トルコキキョウやヒペリカムなど、1本に花がいくつも咲く種は、一つずつ分けて一輪挿しにするのがおすすめ。小さな花瓶に入れて、キッチンや玄関、トイレなどに飾ってみては? 家じゅうどこでも楽しめますよ」(佐藤さん)


写真/石塚修平

おすすめ飾り方
つぼみのついた茎を10㎝くらいの場所でカットする


写真/石塚修平

あとは花瓶に挿して飾るだけ!


写真/石塚修平

「花は季節を感じられる身近なものです。“こう飾らなきゃ”と、あまり難しく考えずに、ぜひ1輪からでも試してみて、切り花を飾る楽しさを味わってください。コロナ禍で行動が制限される中、暮らしの中に花を足すだけでも、おうち時間が華やぎ、明るくなりますよ」(佐藤さん)


写真/石塚修平

教えてもらったのは花瓶を工夫したり、グリーンを加えてみたりと、初心者でも気軽に花を飾れるアイデアばかり。

ぜひ自分好みの花を見つけて、花のある暮らしを気軽に楽しんでくださいね!


写真/石塚修平



大下農園

佐藤友雄さん

小さい頃から水泳を始め、大学ではライフセービング部に所属。卒業後はスポーツジムのインストラクターを経て、実家である「大下農園」を継ぐため27歳で花の道へ進み、生花店や花の卸売業を経験してから30歳で就農。切り花生産を始めて6年目で、現在はユリやキク、ストックなど、少量多品種を生産している。佐藤さんの育てた切り花は、JA東京中央のファーマーズマーケット千歳烏山とファーマーズマーケット二子玉川で販売中。ファーマーズマーケットに関して詳しくはこちら

写真/菊地菫 取材協力/JA東京中央・JA東京中央会

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