2024.10.06

食べる

【塩焼きじゃない秋刀魚】旬のさんまで福島の郷土食「ポーポー焼き」作ってみた!ポーポーって何!?【農家直伝】

秋の魚といえば「さんま」ですよね!香ばしく焼いて食べるのが年に一度のお楽しみ♪ただ、普通に焼く以外にレパートリーがないわたし。そこで、塩焼きじゃない食べ方を福島県の農家から教わりました。さんまの身をミンチにして、みそ、青じそ、しょうがを加えて焼くんだそう。見た目はハンバーグっぽいけど、どんな味なのかしら?そして、”ポーポー”の由来も気になるところ…。どうやら福島県の郷土料理だそうですが、作って調査してみま~す!

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「ポーポー」の由来

福島県いわき市では、毎年秋になるとさんまの水揚げが盛んに行われます。みりん干しや焼き魚、南蛮漬けなど、さんまを使った郷土料理などが多く作られているそうですが、その中でも、よく食べられているのが「ポーポー焼き」。さんまを焼くときに出る脂で、火が”ポーポー”と燃え上がることから、この名前が付いたといわれています。
”ポーポー”とは、さんまの焼ける様子を表したものだったんですね。その様子を想像すると、なんだかじんわりと心が温かくなります。

薬味たっぷりがイイ!「さんまのポーポー焼き」



材料(4人分)
さんま(※)…3尾
ねぎ…1/2本
しょうが…1~2かけ
青じそ…適量
大根…1/4本
みそ…大さじ1弱
片栗粉…大さじ1

※今回は、鮮魚店で3枚開きにしてもらったものを使用しました。
ご家庭で処理される場合は、頭とウロコを落とし、内臓を取ってから3枚におろしてください。

作り方
1.小骨を切るように、さんまを細かく包丁で叩いてミンチ状にする。 



2ねぎとしょうがを粗みじん切りにする。



3.12にみそを合わせて、混ぜるように叩く。



4.3のつなぎに片栗粉を混ぜる。



5.大根の皮を剥き、すりおろして水気を切る。



6.4を小判型に整えたら、熱したフライパンで焼く。



焼くとさんまから脂が出るので、油は引かなくてOK。

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レシピ提供/JA福島さくら

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