4.キャベツの両面に焼き色が付いたら鶏肉を戻し、水、バター、コンソメ、塩を加え、スープが沸騰したらフタをして弱火で20分煮込みます。
2で先に焼いておいた鶏肉を戻し、キャベツと一緒に煮込みます。コンソメとバターで味付けするのでコクのある味になりそう♪
フタをして弱火で20分煮込んだら完成です。キャベツの甘い香りがなんとも言えません♪
たっぷりキャベツは香ばしい旨味&甘味が♪鶏肉もやわらかジューシー!弱火で20分煮込みましたが、鶏もも肉を使ったのでプリッと仕上がりました。そしてキャベツがとろとろ~♡芯もくた~っとしています。キャベツは1人で食べられそうな量、鶏肉は2人で分けるとちょうどよさそうな量ですよ。
今回の味の決め手が、この焦がした部分。食べてみると鉄板で焼いたような香ばしさと旨味がありながら、スープで煮込んでいるのでとろとろ食感♪
ロールキャベツのようですがスモーキーな香りをまとって、ワンランク上のとろとろキャベツというおいしさです♪そして芯がとっても甘い!葉の部分は食感がほとんどない状態ですが、芯はやわらかいながらもしっかりとしているので、食べ応えがありますよ。芯ってとっても甘いのね♪と再確認出来ました。
鶏肉は弾力がありながら、やわらかく煮込まれていてこちらも美味!キャベツの甘みとスープの旨味がしみ込んでいて、止まらないおいしさです。
残ったスープをアレンジしてみた!水を350ml加えて煮込んだのでスープがたくさん残りました。「鶏とキャベツのとろとろ煮」を食べるスープのように盛り付けてもおいしいと思うのですが、せっかくなのでおいしいスープを使ってもう1品作ってみようと思います。
スープをたくさん吸う食材と言えば麩。車麩の買い置きがあったので、水で戻さずにそのまま入れて、スープがなくなるまで中火で15分ほど煮込みました。
とろとろ煮のスープで作った「車麩の煮物」です。5個の車麩が残ったスープを余すことなく吸ってくれましたよ♪
食べてみると…意外なことに“和”を感じます。「鶏とキャベツのとろとろ煮」に少しかけたスープは鶏の旨味とキャベツの甘み、コンソメの風味で洋風に感じたのに不思議。そのスープを車麩が吸うと、和風のだしを吸ったような仕上がりになりました。
見た目に惑わされて味覚が狂ったのかしら?とにかく、おいしいスープを車麩に吸わせて煮込んでも、食べ応えのあるおいしいおかずになりました。
リュウジさんレシピの「鶏とキャベツのとろとろ煮」はキャベツの甘さを存分に楽しめるおかずでした。鶏肉とキャベツが一緒に盛り付けてあったら、鶏肉が主役だろうと思いますが「鶏とキャベツのとろとろ煮」はキャベツも主役。ダブル主役が仲よく共存している、そんなひと皿でした。
キャベツにしっかりと焦げ目を付けるのがポイントですよ!焼き色を付けて煮込んだキャベツのおいしさをぜひ、味わってみてくださいね。