2023.06.26

食べる

【青髪のテツ】「バナナは常温保存?…いや夏はあえて“冷蔵”で」保存法で鮮度の持ちが数倍違う!?検証してみた!

こんにちは、スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。夏目前で本格的に気温が高くなり、青果の鮮度劣化が気になる季節ですね。とくにバナナは傷んでしまうスピードが凄まじく、すぐ皮に斑点が出て、果肉も黒ずんでいきます。この記事を読んでいる方の中にも、バナナを放置していたら真っ黒になり、結局捨ててしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。そこで!今回はバナナを長期保存する裏ワザを紹介していきますよ~♪

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買ってきて常温で放置はNG?バナナの意外な保存方法とは…



バナナって、常温で保存するイメージがありますよね。

たしかにバナナの常温保存は間違っていません。
もともと熱帯で育つバナナにとって寒い環境は合わず、冷蔵庫に入れてしまうことで低温障害を起こして皮が真っ黒に変色してしまうんです。

ただ、それでも敢えて言わせてください。

夏のバナナは常温で保存しないでください。

たしかにバナナは冷蔵庫に入れると皮は真っ黒に変色してしまいます。

しかし、そうした場合でも、じつは果肉は無事なんです。
しかも、バナナを冷蔵庫に入れて保存することで、真夏でも1ヶ月以上長持ちするんですよ。

一方で、高い室温のなかで常温保存すると、皮はすぐ真っ黒になり、同時に中身も熟し過ぎて悪くなっていきます。

したがって、わたしの結論としては、夏のバナナは冷蔵庫で保存するのが正解なんです。

バナナを冷蔵庫で保存する際の手順

1.  少し青みのある打身のないバナナを購入する。



2.  常温でお好みの熟度まで追熟させる。



追熟は常温じゃないと出来ません。
お好みの柔らかさになるまで置いておきましょう。
硬めが好きなら追熟ナシでもOK。

3.  1本ずつにバラす。



4.  それぞれにラップを巻く。



5.  冷蔵庫の野菜室に入れる。



これだけで真夏でも長期間中身が綺麗なままバナナを保存できます。

実際に冷蔵庫に入れたものと常温で放置したものを1週間後に見比べてみると、違いは歴然でした!



暑い日が続いたせいか、常温保存の方は皮が真っ黒になっています。
冷蔵保存のものは、冷蔵前と比べると黒い部分が出てきているものの、低温障害も少なめでそこまで黒くはなかったです。

皮を剥いてみると、常温保存のものは形が保てないほど柔らかくなっていたのに対し、冷蔵保存のものは新鮮な白い実のままでした。

夏もバナナをたくさん食べて~!

バナナは暑い日だと半日で黒い斑点が出てきます。
夏になると「長持ちしないから…」と、バナナを避けるお客様もいますが、この方法だと長期保存が可能になります。

ぜひ今回の保存方法を使って、夏もバナナをたくさん食べていただけると嬉しいです♪

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