2023.08.27

料理

【農家直伝】ズッキーニで”ベーコン”再現してみた!お肉のコクはスパイスで解決!?トロ~リ脂身感あるよ~♪

こんにちは!北海道の農家で、管理栄養士でもある井澤綾華(あやか)です。豆腐でお肉を再現する"豆腐ミート"はみなさんご存じですよね。今回わたしは、新たなお肉の代打選手となりうる「ベジベーコン」を編み出したんです。ベーコンに変身させるのは今が旬の”ズッキーニ”!ここで重要になるのがお肉のコクを再現してくれるスパイスですが…詳しくは作りながら紹介していきまーす。

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実は「ズッキーニ」はかぼちゃの仲間!

夏野菜のズッキーニは、きゅうりみたいなビジュアル&なすみたいな食感ですが、実はかぼちゃの仲間の西洋野菜ってご存じですか?
グリルや天ぷら、フライにするとトロッとした食感と特有の甘みを感じることができ、好んで食べている人も多いはず。
和洋中どんな料理にも使える万能野菜ですので、ぜひお試しくださいね!

野菜がお肉に変身!?「ベジベーコン」



材料(4人分)
ズッキーニ…2本

[A]
ステーキ用スパイスミックス(※)…小さじ1
パプリカパウダー…小さじ1/4
オリーブオイル…小さじ2

※「ミートガイ オリジナルステーキスパイス」使用。塩+黒こしょう+ガーリックパウダーでも代用可能です。




作り方
1.ズッキーニを半分に切ってから縦に厚さ3mmのスライスにする。



2.[A]の材料をボウルの中で混ぜ、ズッキーニの全面にまとわせてからクッキングシートやアルミホイルの上に並べる。



3.オーブンやグリルに入れ中火で15分ほど焼く。水分がやや飛び、こんがり焼ければ完成。



ズッキーニは焼く、炒める、揚げる、煮る…どんな食べ方でもおいしい優秀食材ですが、今回はベーコン風に仕上げてみました!
こんがり焼いた「ベジベーコン」は、スパイシーな調味料でお肉のようなコクが出て、さらに脂身のようなトロトロ加減がたまりません。
でも、油分は控えめでほぼ野菜なのでヘルシー!2日連続で作ったくらいのおいしさです。

今回使用したステーキスパイスですが、わたしは「ミートガイ オリジナルステーキスパイス」というものを使っています。このスパイスがなくても、黒こしょう、ガーリックパウダー、パプリカパウダーに塩を少々加えれば代用出来ますよ。

また、スモークパウダーやスモークパプリカパウダーなど、燻製されたスパイスや調味料を使用するとよりベーコンの本格的な香りが楽しめます。

「ベジベーコン」でアレンジ♪


画像は千切りキャベツを巻いてみました

BLTサンドのようにレタスとトマトと一緒にパンに挟んだり、1cm幅に切ってからスープに浮かべたりと使い勝手も抜群です。野菜を巻き上げればよりヘルシーかつ栄養満点!
ベーコンの代わりにさまざまな料理にぜひお試しください~。

ここ最近の井澤農園の日常をお伝えします♪



夏真っ盛りな今、畑では毎日立派に育った野菜の収穫が行われています!
このズッキーニもたっぷりと太陽を浴びながら、つやっと色濃く成長しました。



上の画像は7月8日に今年初の最高気温30℃予報を記念して開催した玄関前で子どもたちの水遊び!うちには5歳、3歳、1歳の子どもがいます。
本州の暑さとは比べ物になりませんが、午前中のまだ涼しい時間を利用して水遊びをしました。水の中でカエルのように遊ぶ子どもたちをみて大笑い。親も見ているだけで涼しくなりました。みなさんも暑さ対策を万全にして、この夏を乗り切ってくださいね!


井澤農園

井澤農園

井澤綾華(いざわ あやか)さん

北海道生まれ。札幌西高校卒業後、食のプロフェッショナルを志し、天使大学にて栄養学を学ぶ。在学中は、全国の農家との交流や札幌市内の食品ECでの勤務を通じて農業と食への知見を深め、並行して料理研究家としても活動。卒業後は管理栄養士の資格を取得し、フリーランスとしてレシピ提供や講演・執筆活動を行っている。北海道栗山町「井澤農園」4代目・孝宏の妻であり、三児の母でもある。
モットーは「食卓を支える生産者をより身近に感じることで、生活者の食をより豊かにしたい」。
井澤農園HP:https://izawa-farm.com/

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