料理研究家リュウジさんのレシピで、最近度々登場する調味料「ダシダ」。こちらは韓国メイドで、実際にわたしも使ってみたのですがクセになるおいしさなんです。今日作ってみるのは、そのダシダを最大限に活用したレシピ。二日酔いの虚無おじさんと化したリュウジさんでも作れる、ただスープをぶっかけただけの「虚無クッパ」。リュウジさん曰く「完全に焼肉屋さんで食べる味」なんだって!もう2度と漬け込まない!10分で「バカ旨きゅうり」が完成♪うま味の秘密はダシダ⁉ダシダってナンだ⁉リュウジさん考案「虚無クッパ (やけくそクッパ)」
こちらが話題のX(旧Twitter)のポストです。
「すぐ作れそう」「おいしくないわけがない」「めちゃ沁みた」「簡単でうまい」などとコメントがありました。
簡単でおいしいところに惹かれる方が多く、頷けます。
動画でリュウジさんが、「韓国風ぞうすい」って言っているので、どんな味なのか気になります!
ダシダとは?ダシダとは、韓国の粉末調味料です。じっくりと煮込んで抽出された牛骨のエキスに、玉ねぎやにんにくなどを配合して作られたもの。ダシダという名前は「舌鼓を打つ」という意味の「インマスル・ダシダ」が由来になっているんだとか。
韓国では、ダシダは日本のだしの素のような存在として親しまれているんですって。
スープなどのだしや、チャーハンや炒めものなどの料理まで幅広く使えるのが特徴。ダシダを使えば牛肉の旨味やコクを表現できるそうですよ。
「虚無クッパ (やけくそクッパ)」の材料はこちら
【材料】ご飯…200g
長ねぎ…30〜40g
ダシダ…大さじ1/2
しょうゆ…小さじ1/2
オイスターソース…小さじ1/2
塩・こしょう…各適量
酒…大さじ1
ゴマ油…適量
水…300ml
メイン食材はご飯と長ねぎの2つと、究極にシンプルですね。
ご飯は温かいものを使います。
下準備をします。
長ねぎははさみで刻みます。そうすることで包丁とまな板を使わず、洗い物が減って時短になります。
そして、リュウジさんは長ねぎの青い部分を使っていましたが、わたしが買った長ねぎは青い部分がほんの少ししかなかったので、今回は白い部分を使っています。
さっそく作っていきます。
ひと煮立ちさせるだけと超簡単♪
1.鍋に水、長ねぎ、ダシダ、しょうゆ、オイスターソース、塩、こしょう、酒を入れてひと煮立ちさせます。
2.温かいご飯を入れます。
3.器に盛ったらゴマ油を垂らして、出来上がり。
具材を順番に入れて、ひと煮立ちさせるだけと簡単でした。
1人ランチや何もしたくない日にぴったりですね。
さすが、虚無レシピですね!
リュウジさん曰く「まさかこんなのがウマいとは思わないだろ」といっていましたが、正直これだけ手抜きだからそれなりの味なんだろと思っていました。
食べてみると…ご飯がダシダの旨味をたっぷりと吸っていてうんまいんです!濃厚~~~♡
ダシダで味付けが決まるので失敗知らずですね。
加熱してとろっと甘みが出た長ねぎとの相性も抜群だし、もうおいしすぎるんですけど!
リュウジさん、ほぼなにも調理しない虚無レシピとはいえ、クオリティ高くないですか⁉
今回は長ねぎだけのシンプルな具材ですが、牛肉やもやし、にんじんなどを入れてボリュームアップさせてもよさそう。
スープは濃厚だけどゴクゴク飲めちゃうので、二日酔いなんかにもよさそうですよね。
スープにご飯をかけるだけと超絶簡単で、本当に虚無というレシピ名がぴったりでした。
みなさんもぜひ、ダシダを使ったこの料理を、作ってみてください!