「指型歯みがきシート」を使ってみた!
では、実際に「指型歯みがきシート」を使って、その使い心地を体験してみましょう。
「指型歯みがきシート」をわたしが使用する姿はさすがに目も当てられないので、ここからは使用した感想をご報告しますね(笑)。
香りはやさしいミント系の香り。指に装着した状態でシートを口腔内に入れても、ウゲッとならず、快適に歯を拭くことができます。シートの肌触りもやわらかくてやさしいので、歯に触れたとき嫌な感じもありません。
清涼剤のメントール、甘味剤のキシリトールを含んでいるので、拭くとひんやり、スースーして気持ちが良く、後から甘味も感じます。そして、歯磨き粉ほどの強い刺激はありません。
指を動かして自由自在に口腔内の掃除ができますが、歯の表面はいい感じで拭けるものの、歯と歯の隙間まではうまく拭けないのが残念。ここに指で拭く限界を感じます(笑)。
今回、歯の表と裏側を1本、1本拭きましたが、「指型歯みがきシート」は最後までヨレたり破れることはありませんでした。かなり丈夫です。
歯を拭いた後は、口の中がすっきり♪
歯磨き粉を使って歯磨きをした後のように「絶対にうがいをしたい!」とはならないので、水の使用に制限があるときや、洗面所がない場所にいるときに、口をすっきりさせるのには有効だと思います。
パッケージには「ブラッシングと違い汚れが落ちにくいところがあるので、通常の歯磨きは行ってください」と書いてあり、虫歯を予防するための“歯磨きの代わり”とはいかないようです。緊急時での一時的な使用、通常の歯磨きの補足といった位置づけかなと思います。
ひとつ気になったのは、開封した後、どのくらいの期間、使えるのかという点。
パッケージには「開封したものは早めに使用してください」とだけ書いてありました。また、開封後は中身が乾燥しないよう「シールをしっかり閉じてください」とも書いてありました。
ウェットタイプのフローリングシート然り、こういうシールで封をするタイプは、封をしていたとしてもシートがいずれカピカピに乾燥してしまいますよね。災害時の場合は、毎日使うことになると予想されるので乾燥する前に使いきれますが、年に1回あるかないかの飛行機での長距離移動やフェスなどの場合、開けたらすべて使い切らないと、次に使うときは乾燥している可能性が高そうです。
個人的には、“普段使い”というより、防災グッズとして取り入れたいなと思うアイテムでした。災害時など、歯が磨けない状況が数日間にもおよんだ場合の口腔内の不快感は想像するだけでつらいものがあるので、封を開けない状態の「指型の歯みがきシート」をわが家の防災グッズに加えることにしました。
無印良品の「指型の歯みがきシート」は歯の表面の汚れを拭き取り、口の中をすっきりさせてくれるアイテムでした。防災グッズのひとつに加えてみてはいかがでしょう。
参考web
花王:https://www.kao.com/jp/binkanhada/ingredient_01_01/
※記事内で紹介した商品は掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合がございます。