最近は日本を訪れる外国人観光客が増え、海外の方と接する機会がグッと増えました。日本独自の文化は、海外の方にとって魅力的なようですが…。誤解を生まない異文化コミュニケ―ションが、以前にも増して不可欠に。言葉はもちろん、日常に潜むちょっとしたグローバルスタンダードを知っておくことも重要です。今回は、日本と海外で異なる「ドアのノック回数」の意味を紹介します。あなたはノック2回派?それとも3回派?それ以上?
【お風呂上りの裏ワザ♡】バスタオルを体に巻き付けるなら…内巻きより「外巻き」が落ちにくい⁉試してみた日本のビジネスシーンは”ノック3回”がスタンダード!でも海外は違う⁉画像出典:PhotoACビジネスマナーについて学ぶのは、就職活動のタイミングではないでしょうか。特に、面接時のマナーは重要視されることから、言葉遣いやお辞儀の仕方などを、そこでしっかりと身に着ける方も多いと思います。
面接室への入り方も、しかり。日本のビジネスシーンでは、入室する際のノックの回数は3回とされていることから、多くの日本人が、「ノックは3回が当たり前」と認識しています。
就職活動系のサイトでも、「面接時のノックの回数は3回が適切」と紹介しているのをよく見かけますよ。
画像出典:PhotoACしかし、海外の方がビジネスシーンで3回のノック音を聞くと、違和感を覚えるそうです。なぜなら、国際社会では2回、3回、4回と、ノックの回数によって意味が異なるからだとか。
海外の方と関わる機会が増える昨今、”ノック3回が常識”という日本スタイル以外もあることを、知っておく必要がありそうですね。
海外はノックの回数で意味が違う!?国際的なビジネスシーンでは4回が常識画像出典:PhotoAC今回、日本と海外のノックの回数の違いや意味を知ったのは、国内に46店舗を持つオーダースーツ販売店「SADA」のYouTubeチャンネル『オーダースーツSADAチャンネル【公式】』です。
ビジネススーツを扱うお店が運営するチャンネルのため、スーツの選び方や着こなし方を始め、ビジネスマナーなど幅広い情報を発信しています。
『オーダースーツSADAチャンネル【公式】』で紹介していた、海外のノック回数による意味の違いがこちら。
ノック2回は、「トイレノック」。トイレの個室が空いているかを確認する時に使います。
ノック3回は、「プライベートノック」。親しい間柄で使われるノックで、家族の個室に入る時などに使われるようです。日本のビジネスシーンでノックは3回とされていますが、国際的なビジネスシーンで使うと、ラフな印象を与えて誤解を生む可能性がありそうですね。
ノック4回は、「ビジネスノック」。礼儀が必要な相手に対して行う、ノックの回数とされています。国際的なビジネスシーンでは、ノック4回が常識とか。礼儀が必要な相手はもちろん、親しい人に使っても、丁寧な印象を与えるので、誤解を生まないノック回数と言えそう。