東京都目黒区祐天寺にある「もつやき ばん」。レモンサワー発祥の地としても有名なこの店で忘れてはならないのが、レバカツです。実はその作り方をお店のYouTubeで紹介しているんですよ。分量については特に指示がないんですが、レバーの臭みを取る方法など、作業工程はつぶさに開示されていましたよ。世の中にはレバーが苦手という人が多くいますが、全く臭みのないレバカツが作れるというのですから、これは試さない手はありませんよね。
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もつやき ばんとは創業者(昭和5年生まれ)の生家(中目黒)を建て直し、『ばん』を開業したのは昭和33年。カウンターとわずかなテーブル席という小さな小さな店だったそうです。当時まだお酒は全般的に高く、比較的安価の甲類焼酎は今のようにおいしくはなかったそう。そこで“タンチュー”と呼ばれていた焼酎の炭酸割りにウメ・ブドウ・レモンなどのフレーバーを加えて飲むのが、当時のスタイルだったようです。名前のなかったタンチューにレモンを加えたさわやかな飲み物。その飲み心地を伝えるため創業者の小杉正さんが“爽やか=サワー”と命名し『レモンサワー』が誕生したと言われています。
「もつやき ばん」のレバカツの材料と作り方【材料】※1~2人分豚レバー薄切り肉…200g程度
レモン汁…大さじ1
小麦粉…大さじ2
黒こしょう…1つまみ
牛乳…大さじ2
パン粉…大さじ4
ウスターソース…適量
【作り方】※調理時間:10分+漬ける時間:一晩+冷凍時間:2~3時間1. 豚レバーの血を洗い取ってから保存用容器に入れ、レモン汁とひたひたになる量の水(分量外)を入れて一晩漬けこみます。
2. 流水で軽く洗って水気を切り、10cmくらいの大きさになるように豚レバーを数枚串に刺します。端がギザギザになるようなら揃えて切り落とします。
3. ボウルに小麦粉、牛乳、黒こしょうを入れて混ぜます。
4. 豚レバーに
3の衣をまんべんなくつけ、パン粉をまぶしてから2~3時間冷凍します。
5. 凍ったままの
4の豚レバーを175℃の揚げ油(分量外)で1分ほど揚げます。
6. 裏返し、きつね色になるまで1分ほど揚げます。