料理大好き、手抜き料理が得意なkimiko♪です。以前、殻に色がついたゆで卵の作り方を記事にしましたが、今回は白身の色付けに挑戦します。パープル、ブルー、グリーン…かなりパキッとした色彩です。色付けに使うのは基本的に野菜や果汁なので、もちろん安心して食べられます。ついでに卵自体を四角にしちゃいますよ。こちらもとっても簡単です。では、さっそくご覧ください。お弁当に楽しい遊び心♪「カラフル卵」作ってみた!殻に色付けします【サステな昭和暮らし】◯◯で、卵を染める”色みず”を作ろう!ゆで卵に色を着けるって何を使うの? どうすれば丸い卵が四角くなるのーー?
頭が「???」でいっぱいになった方、多いのでは?(笑)。
実はこれ、まるで実験のようでした。
以下の手順で進めていきます♪
【実験手順】1.ゆで卵を作る
2.四角い卵を作る
3.色みずを作る
4.ゆで卵に色を着ける
5.お弁当に使ってみよう
6.おまけ
ゆで卵に色を着ける液も自分で作るのですが…。
幼いころに遊んだ「色みず」のようでワクワクします!
1.ゆで卵を作る。
鍋に卵を入れ、ひたひたに浸るくらいの水を入れます。
沸騰したら弱火にし、そのまま7分~10分間ゆでるだけ。
ゆで上がったら、卵を冷水にとり殻をむきましょう!
2.四角い卵を作る。
色を着けてから四角にするか、四角にしてから色を着けるか悩んだのですが…。
温かいうちに四角にしたほうが、うまくいく予感(勘だけです(笑)。裏付けはありません)。
そこで、先にゆで卵を四角くする作業に取り掛かりました。
と言っても、これはとっても簡単!
卵5個でいっぱいになる容器に、卵を6個詰めるだけ。
ポイントとしては、ゆで卵の形が崩れないよう優しく扱ってください。
卵を入れたら、ふたをきっちり閉めます。
…が、今回ふたが閉まらなかったので、わたしは輪ゴムで固定しました!
ふたを閉めたら上下逆にして、色みずができるまで冷蔵庫で休ませます。
3.色みずを作る
①緑色の色みずを作る
ほうれん草なら濃い緑色の色みずになりそう!
ということで、ほうれん草を中火で10分間煮てみました。
ところが、ゆで汁をとってみたら…薄い!
ほうれん草が少なかったのかな?
そこで、葉と茎の部分をすり鉢でペースト状にしてみます。
ペーストを先ほどのゆで汁に混ぜたら、濃い緑色になりました ♪
②紫色の色みずを作る
続いては紫色に挑戦。
これはもう、紫キャベツしかないでしょう!
まずはざく切りにカットします。
紫キャベツは酸性を加えると赤色に、アルカリ性を加えると青色~黄色に変わる性質を持っているんです。
その性質を利用して、4色作りたいので多めの水で茹でます。
中火で15分煮込んだら…かなりクタクタになってきました。
火を止めて常温に置き、粗熱を取ります。
鍋がかなり熱いので、うっかり触って火傷などしないよう、ご注意を!
なんと紫キャベツが普通のキャベツになっていました。
これにはビックリ!
ゆで汁は、かなり濃い青紫色です。
4つの保存用の瓶に色みずを分け、1つは紫のまま。
残り3つは別の色に変えていきます。
③青色の色みずを作る
紫キャベツのゆで汁に、ベーキングパウダーを加えます。
少しずつ加えると、青色になってきました。
科学の実験を思い出します。懐かしいなぁ~!
青色の色みずができました ♪
④赤の色みずを作る
紫キャベツのゆで汁に、お酢やレモン汁を加えると赤になるはず!
ということで、今回はレモン果汁で試すことに。
様子を見ながら、少しずつレモン汁を加えていくと…きれいな赤色の色みずができました!
⑤黄色の色みずを作る
黄色の色みずにするには、ターメリックを入れます。
これも様子を見ながら、少しずつターメリックを加えていくと、黄色の色みずができました。
きれいな色みずが並びました。なかなかの発色ぶりですね!
まるで絵の具を溶かしたみたい。
いよいよゆで卵に色を着ける!4.ゆで卵に色を着ける
ゆで卵を色みずに漬けます。
さあ、冷蔵庫に休ませておいた卵たちの様子はいかがでしょうか?
ドキドキしながらゆで卵を容器から出してみると…。
四角いゆで卵になっていました。
すごい!!
卵をそれぞれ色みずの入ったビンに投入し、
そのまま一晩、朝まで冷蔵庫で漬け置きします。
何度かビンを振って色ムラがないようにしましたよ。
きちんと色がついてくれるのか、ゆで卵の形が丸に戻らないかなど…。
いろいろと心配しながら、その日は床につきました。
カラフル卵のできばえや、いかに!?翌朝、まんまと寝坊をしたわたし(笑)。
朝、色ムラが出ないようにビンだけ振って慌てて会社へ。
そうして夜。
帰宅後、卵を取り出して見てみると…
感動!!
卵がきれいな色に染まっていました。
ほうれん草の緑だけ、いまいち発色していないのが残念。
だけど、黄色のはずのターメリックが緑色になっているから(笑)、まあいっか ♪
カットしてみたら、まわりだけ色がついていることがわかりますね。
横から見たら、かわいい ♡
でも、味は普通のゆで卵ですよ♪
色着き卵をお弁当に入れてみたら?5.お弁当に使ってみよう
翌日のお弁当を作ってしまいました。
いつもは彩りが寂しいからと、かまぼこやブロッコリーを入れるのですが…。
ジャーン!
カラフルなゆで卵のおかげで、こんなにかわいい仕上がりに。どこか昭和チックですね♪
明日のお昼が、今から楽しみです。
イベントやパーティにもぴったりのカラフル卵!6.おまけ
色みず作りで使ったほうれん草や、紫キャベツ。
これを捨てるなんて、もったいないですよね。
ということで、その利用術もお伝えします!
ほうれん草は、スープにするのがおすすめ。
作り方は簡単です。
ゆで卵を取り出した、ほうれん草ペーストとゆで汁を耐熱容器(スープカップに直接でもOK)に入れます。
ブイヨン適量と溶き卵を加え、電子レンジ500wで約2分加熱し塩、こしょうで味を整えれば、スープのできあがり。
ペーストにしてあるから、舌触りもいいですよ。
紫キャベツのゆでたものは、小さくカットして、マヨネーズと一緒に和えるとコールスローサラダに。
お好みでハムやコーン、お好きな茹で野菜(ブロッコリーやニンジン)を加えれば、ボリューム満点のおかずに早変わり!
カラフルゆで卵、いかがでしたか?
実験のような面白さで、料理ができました。
見ているだけでウキウキしてくるかわいらしさなので、誕生日やハロウィンなどのイベントご飯にもぴったりです。
友達や家族と作っても、楽しいと思いますよ!
お弁当のほかにもいろいろ使えそうなので、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?