2023.05.19

食べる

【お弁当の裏ワザ】「スープジャー」で〆のデザート♡材料入れてほったらかしでプルプル「豆花」ができた♪

温かさ&冷たさを長時間キープしてくれる、サーモスの「真空断熱スープジャー」。高い保温力&保冷力は、スープジャーに材料を入れるだけで具材に熱を通したり、冷やし固めたりする“ほったらかし調理”もしてくれるんです。本日はスープジャーの優秀な保冷力を使って、台湾スイーツの王道「豆花」と「みかんゼリー」を作ります。材料をパパッと入れて会社に持っていけば、ランチタイムには、手づくりスイーツがちょうど食べごろに♡

【ひんやり弁当】スープジャーで「冷やし茶漬け」と「冷やしラーメン」に挑戦♪キンキン冷たい!保冷力抜群!

ひんやりスイーツも作れるんだゼ!サーモス「真空断熱スープジャー」とは?

サーモス「真空断熱スープジャー」は、ステンレス製魔法びんと同じ高い保温&保冷力で、温かさや冷たさをキープしてくれます。お弁当に使っている方も多いですよね。

そして、“キープする”だけでなく、この優秀な保温力&保冷力は、スープジャーに材料を入れるだけで具材に熱を通したり、冷やし固めたりする“ほったらかし調理”もしてくれるそうです。

サーモス

サーモス
【サーモス】真空断熱スープジャー/JBR-301(0.3L)メーカー希望小売価格5,500円
サイズ幅×奥行き×高さ:9.0×9.0×11.5(約cm)
重量:0.3(約kg)
保温効力:56℃以上(6時間)
保冷効力:12℃以下(6時間)
材質:本体/ステンレス鋼(アクリル樹脂塗装)、外フタ/ポリプロピレン(発泡ポリプロピレン内蔵)、内フタ/ポリプロピレン、ベンパッキン・シールパッキン/シリコーンゴム
※「保温効力」とは、室温20℃±2℃において製品に熱湯を内フタ下端まで満たし、湯温が95℃±1℃のときから内フタと外フタを取り付けて縦置きにした状態で6時間放置した場合におけるその湯の温度。
※「保冷効力」とは、室温20℃±2℃において製品に4℃以下の水をせん内フタ下端まで満たし、水温が4℃±1℃のときから内フタと外フタを取り付けて縦置きにした状態で6時間放置した場合におけるその水の温度。

サーモスのスープジャーは種類も豊富。サイズは0.2~0.5Lまでさまざまあり、色もブラックのほかホワイトグレーやミント、イエロー、ブルーなどバリエーション豊かです。

毎日使うとなると、“使いやすさ”だけでなく、“洗いやすさ”も重要ですが、この点もちゃんとしています!

スープジャーのフタは、「外フタ」「内フタ」に分けることが出来て…。

フタ

フタ

さらに「外フタ」は、中身が漏れるのを防いでくれる「ベンパッキン」が、取り外せます。

外フタ

「内フタ」も同じく、中身の漏れを防いでくれる「シールパッキン」が取り外せます。

内フタ

フタ

このようにパーツが細かく分かれているので、すみずみまできれいに洗え、衛生的に使えます。(※フタ部分は食器洗浄機で洗えますが、本体は食洗機では洗えません)

また、「ベンパッキン」と「シールパッキン」がダブルで中身の漏れを防いでくれるので、お弁当としてカバンに入れて持ち歩くときも安心ですね。

では、スープジャー(0.3Lサイズ)で、サーモスの公式HPで紹介していた「豆花(トウファ)」を作ってみようと思います。

ちなみに本場台湾の「豆花」は、豆乳を固めたものに、フルーツ、さつまいも、ピーナッツ、タピオカ、あずきなどをトッピングして、ほんのり甘いシロップをかけていただきます。では、さっそく始めましょう♪

スープジャーで台湾スイーツ!「豆花」を作ってみた!

材料

【材料】1人分
無調整豆乳…250ml
砂糖…大さじ1
粉ゼラチン…8g
熱湯…大さじ3

◆トッピング用
ゆで小豆…大さじ2
冷凍マンゴー…4粒
冷凍いちご…2粒
メープルシロップ…適量

今回、ゆで小豆は缶詰のものを使用しました。

【作り方】

1.スープジャーに氷水(分量外)を入れ、フタをして3分ほど予冷します。氷の個数は指示がなかったので10個入れました。

保冷

2.ボウルに粉ゼラチンと砂糖を入れ、そこに熱湯を加えて液状になるまで混ぜます。

ゼラチン

3.2に無調整豆乳を少しずつ加えながら、しっかりと混ぜます。レシピには書いてありませんでしたが、冷蔵庫から出したばかりの冷たい豆乳を入れるとゼラチンがダマになりそうだったので、常温にした豆乳を使いました。

豆乳液

4.予冷していたスープジャーの氷水を捨てて、水気を拭き、3を注いでフタをして、1時間以上保冷します。

熱湯と常温の豆乳を混ぜた豆乳液はぬるいので、そのまま入れるとせっかく予冷したスープジャーの中の温度が上がってしまいそう…。そこで、レシピには書いてありませんでしたが、豆乳液は冷蔵庫で5分ほど冷やしてから入れることにしました。

1時間以上保冷とのことなので、今回は3時間置くことに。

3時間後、スープジャーの中身を見てみると…。

おっ、固まっています。保冷中、フタをした状態でスープジャーを傾けたり、逆さまにして漏れないか確認していたので、表面がちょっと汚くなってしまいました。ちなみに、傾けても逆さまにしても漏れませんでした!

豆花

5.固まった豆花をスプーンでざっくり混ぜます。とってもぷるんとしています。おいしそう♡

豆花

ざっくり混ぜた後、メープルシロップをかけ、ゆで小豆、マンゴー、いちごをのせて出来上がり。ゆで小豆は大さじ2杯では多かったので大さじ1に、マンゴーも大きくて4粒のせられなかったので2粒にしました。

保冷時間をのぞくと、調理時間は6~7分。加熱することもなく、ただ材料を混ぜてスープジャーに入れるだけなので、朝でも余裕で作れそうです。なお、「保冷後は6時間以内に一度にお召し上がりください」とのことです。

豆花

では、食べてみましょう。

あら、おいしい♡豆花はぷるんぷるん♪キンキンに冷えているわけではありませんが、ひんやりとしていて、口どけもいいです。今回、粉ゼラチンを8g使いましたが、5~6gにしたら、とろっとした食感になるかなと思います。個人的にはもう少し粉ゼラチンを減らして、とろっと感を出したいかな。

果物はお好みのものでいいと思いますが、メープルシロップとゆで小豆は入れるのがおすすめ。ほどよい甘さが加わって、とってもよく合います。

豆花

また、スープジャーは、金属製のスプーンを使うと金属同士が当たる、わたしの苦手な“カチカチ音”がするので、金属製でないスプーンを使うほうがいいかなと思います。

ちなみに今回使ったのは、スープジャーの中身がすくいやすい、サーモスで別売りしている専用のスプーン。箸とセットになっています。

セット
【サーモス】別売り「スプーン・ハシセット」メーカー希望小売価格1,320円(税込)
ケースのサイズ(幅×奥行×高さ):18.5×4.5×3(約cm)
重量:0.1(約kg)
材質:ケース/ABS樹脂、ハシ/飽和ポリエステル樹脂、スプーン/飽和ポリエステル樹脂
※食器洗浄機対応

スプーンも箸も飽和ポリエステル樹脂で出来ているので、スープジャーに当たっても、“カチカチ音”がしません。また、スプーンはスクエア型で角が丸く、スープジャーの底の丸みにフィットする形状。中身を最後まできれいにすくい取れるよう、工夫されています。

スプーン

続いて、果肉たっぷりみかんゼリーを作ります!

スープジャーでさわやか「果肉たっぷりみかんゼリー」を作ってみた!

材料


【材料】1人分
みかんジュース…200ml
砂糖…大さじ1と1/2
粉ゼラチン…3g
みかん…1/2個

◆お好みでトッピング
みかん…3切れ
ミント…適量

レシピでは「みかんの薄皮を剥いて果肉を一口サイズに切る」という工程がありますが、より簡単に作るため、今回は、カットフルーツの「しらぬい(不知火)」を60g使うことにします。みかんより果肉が大きいので、食べ応えもありますよね。

【作り方】
1.下準備をします。スープジャーに氷水(分量外)を入れ、フタをして3分ほど予冷します。

みかんジュースは常温に戻しておきます。冷蔵庫から出してすぐの場合は、電子レンジ(600W)で20〜30秒程温めてから使います。

2.1のみかんジュースから大さじ1を取り、粉ゼラチンにふりかけ電子レンジ(500W)で20秒加熱します。

ラップをかけるとの指示がなかったので、ラップをかけずにそのままレンチンしました。

3.ボウルに残りのみかんジュースと砂糖を入れ、よく混ぜます。

そこに、2を加えてよく混ぜ、バットに流し入れ、冷蔵庫で8〜10分ほど冷やします。

バット

4.冷やしている間にみかんの皮をむき、果肉を食べやすい大きさに切ります。

今回はカットフルーツを使うので、薄皮を剥く作業はなし。食べやすい大きさに切るだけでOK。薄皮を剥いて果肉を取り出すのは面倒くさいので、その点、カットフルーツは便利ですよね。

5.予冷していたスープジャーの氷水を捨てて水気をふき取り、3を入れます。バットからスープジャーに移す時は、ゼリー液をよくかき混ぜてから流し入れましょう。

そこに、カットした果肉を入れて軽く混ぜ、フタをして3時間ほど置けば出来上がり。なお、「保冷後は6時間以内に一度にお召し上がりください」とのことです。

…と、ここでひとつご報告。

実は、これ2回目のみかんゼリーなんです。1回目はレシピ通り、果肉を入れて作ったのですが、ぜーんぜん固まりませんでした。調べてみると、たんぱく質分解酵素を含む果物を生で加えると、ゼラチンが固まりにくいそう。酵素を含む果物類としては、パイナップル・イチジク・キウイフルーツ・“みかん類”・梨などが記載されていました。

どうやら、みかん類である「しらぬい」をゼリー液に入れたことがゼリーが固まらない原因だったみたいです。

なので、リベンジとなる2回目は、「しらぬい」はゼリー液に入れず、食べるときにのせることにしました。ちなみに缶詰の果物は加熱により酵素が働かなくなっているので、そのまま使えるとのこと。缶詰のみかんを使うと失敗がないかもしれませんね。

ということで、3時間経ったみかんゼリーを見てみましょう!固まっていてくれーーーー!!!

おお~、固まっています!画像ではわかりませんが、揺らすと“ふるふる”しています。

ゼリー

では、たっぷり果肉をのせて、ゼリーと混ぜながら、いただきます!

みかんゼリー

おお~、おいしい。キンキンに冷えているわけではないけど、冷たさを感じます。豆花は粉ゼラチンを8g入れましたが、こちらは3gということで、食感はぷるんぷるんではなく、とぅるんとして、口の中でスッと溶けます。ゼリーというより、やわらかいトロッとした食感のジュレっぽい感じです。

みかんゼリー

みかんゼリーも豆花も、材料を混ぜてスープジャーに入れるだけ。鍋を使って、火にかける必要もありません。“ほったらかし調理”のスープジャーでランチ用のデザートを作ってみてはいかがでしょう♪

※記事内で紹介した商品は、掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合があります。

<参考文献>
WEB

「ハウス食品〜Qクッキングゼリーに生の果物を入れたいのですが、固まりますか。」
https://housefoods.jp/inquiry/qa/answer_06_08.html

「アトリエ エス リエゾン 〜ゼリーが固まらない生のフルーツとは?〜」
https://atelier-s-liaison.com/ゼリーが固まらない生のフルーツとは?【ゼラチ/#toc2

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