2023.06.15

食べる

【農家レストラン直伝】ハッシュドポテトよりあっさり!?「じゃがいものガレット」作ってみた!カリカリ香ばし♪

広島県の「農家レストラン 西野」から、人気メニュー「じゃがいものガレット」のレシピを教えてもらいました。これは、千切りにしたじゃがいもをまとめてカリカリに焼き上げる一品。作り方を聞くとハッシュドポテトにも似ていますが、揚げずに、じゃがいもをシンプルに焼き上げるだけなので、あっさり食べられそう!じゃがいもラバーとしてはこれはぜひ作ってみなきゃ~♪

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うまく作るポイントは“水にさらさない”!?「じゃがいものガレット」



今回レシピを教えてくれたのは、広島県竹原市のじゃがいも農家で、「農家レストラン 西野」のオーナー・西野弘美さん。

「ガレットを作るときのポイントは、じゃがいもを水にさらさないことです」(西野さん)

なんでも、デンプンは加熱することでのりのような働きをするんだとか。水にさらすと、切り口から余分なデンプンが洗い流されてしまって、ガレットのような料理だと、生地がまとまりにくくなってしまうそう。

確かに、ガレットって、フライパンで裏返そうとすると、崩れてうまく焼けないことありますよね…。じゃがいものデンプンをつなぎとして活用するのがコツなんですね!

教えてもらったポイントをふまえて、さっそく作っていきますよ~♪



材料(作りやすい分量)
じゃがいも(中サイズ)…2個
小麦粉…大さじ1
ピザ用チーズ…大さじ2
塩・こしょう…各少々
サラダ油…大さじ1~2

1.じゃがいもは千切りにします。
スライサーを使うと、細く切りやすいのでオススメです。



2.1のじゃがいもをボウルに入れ、小麦粉、チーズ、塩、こしょうを加え、よく混ぜます。





3.フライパンにサラダ油を引いて2のじゃがいもを円形に広げ、中火にかけます。



4.焼き色を見ながら火加減を調節し、両面をそれぞれ5分くらい焼きます。



器に盛って、完成!



食べてみると…表面がカリッとしてる!生地がしっかりまとまっているから、焼き目がしっかり付きました♡
チーズと塩、こしょうの味が効いていて、おいし~い!
何もつけなくても食べられます♪

西野さん曰く、お好みでマヨネーズとケチャップを混ぜたオーロラソースをつけてもおいしいそうなので、試してみました。



う~ん、これもおいしい!
ソースのまろやかな味わいが、じゃがいもに合いますね~。

夫も、「表面がカリッとしてるね~!」と、パクパク食べていました。
ガレットを初めて食べた6歳の娘も、「おいしい!」と、ほおばっていました♪

とても簡単にできたので、みなさんも、ぜひお試しください!

じゃがいもを水にさらすのはどんな時?

じゃがいもって、水にさらす時と、さらさない時がありますよね。
ガレットでは、水にさらさないのが正解!とのことですが、逆にどんなときに、水にさらすのがよいんでしょうか?



「じゃがいもを細切りにして炒め物にしたり、スライスしてポテトチップスを作ったりするときは、水にしっかりさらして、余分なデンプンを取り除いた方が、じゃがいも同士がくっつかず調理しやすいですね。あとは、水にさらすことで、変色を防いだり、えぐみを取り除いたりすることもできます」(西野さん)

そうなんですね~!これからは、料理によって使い分けるようにします!

西野さんがオーナーを務める「農家レストラン西野」では、じゃがいも料理をはじめ、30種類以上の料理がバイキングで楽しめます。今回紹介した「じゃがいものガレット」も人気のメニューの一つ。



ぜひ、足を運んでみてはいかがですか?

農家レストラン 西野

地元の料理上手な女性たちが作る家庭料理を、バイキングで味わえる。使う食材は、地元産の米や、有機肥料で育てた旬の自家産野菜、瀬戸内海でとれる天然物の海の幸。食材の生産から調理まで、100パーセント手作りの「顔の見えるレストラン」として、地元客や観光客に愛されている。

営業日:土曜日、日曜日(平日は団体客を対象にランチメニューの予約のみ受け付け)
営業時間:11:00~14:00
住所:〒725-0013 広島県竹原市吉名町2474
電話:0846-28-0284
ホームページ:https://www.nouka2474.com/

農家レストラン 西野写真/松尾純 取材協力/JAひろしま

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