ライターの菱山です。にちにち農ガール第2回目の農作業は、前回植えた夏野菜のお手入れと、一部の野菜は収穫作業も! さっそく収穫まで経験できるなんてびっくりです。ワクワクしながら畑まで向かいました♪ 今回、わたしはカボチャ、トマト、バジルの摘心と脇芽取りのコツについてレポートします! 野菜作りのプロだからこそ知っている意外な注意点も教えてもらい、かなり勉強になりました!【にちにち農ガール】シーズン2がスタート!初めての夏野菜&さつまいもの「苗植え」編♪支柱も立てたよ約1か月でこんなに成長!収穫できる野菜もありました!農作業は約1か月ぶりです。その間、梅雨時期ということで雨も降り、さらには30℃近い気温の日も続いていました。
↑今回、作業する前の畑の様子↑ちなみに前回の作業を終えた畑前回と比べてもだいぶ成長しています! 特に中央奥のトマトとバジルはこんもりとした茂みに。生命力に感動です!
その一方で、思ったほど雑草は伸びていなかったので、ひと安心。以前、近所のレンタル畑を借りていた際は、暑い時期に1週間以上作業しないと雑草に困った記憶があったので…。昨年もこちらの畑を見守ってきた編集部によると、秋ごろの方が雑草の成長は早いとのことでした!
では、さっそくこちらの畑のお手入れ&収穫をしていきます! そんなわたしの今日の農作業スタイルはこちら。
■Tシャツ 6,600円:GRAMICCI
■ボトムス 1,900円 ショルダーバッグ 1,900円:ワークマン
■キャップ:POLO Ralph Lauren 3,980円(セールで購入しました!)
曇り空で過ごしやすい気候だったので、紫外線対策はほどほどに、動きやすさ重視です。TシャツはメンズのMをオーバーサイズに着ているので、しゃがんでも背中が見えません。ワークマンのボトムスは、デニム風ストレッチパンツ。全方向ストレッチ生地でよく伸びるので、立ったり座ったりが多い農作業にピッタリです! 長靴はアグリス成城さんでお借りしました。
カボチャの“摘心”では、伸びているツルを大胆カット!まずは、すくすくとツルが伸びているカボチャのお手入れから始めます。カボチャは畑の右奥です。
全体的に元気だし、このまま伸ばし続けて良いものかと思いきや、おいしい実にするためには、中心の“親ヅル”から生えている“子ヅル”の方を育てていくことがポイントとのこと。そのため、思い切って親ヅルは切り取る=摘心をする必要があるんだとか。ただ、今回は親ヅルが伸びすぎてしまったので、親ヅルを摘芯するのではなく、小ヅルを3~4本間引くことになりました。
太く立派に育っているツルを思い切って切るのは、なんだか勇気が必要! アグリス成城支配人の森口さんに、切る場所を何度も確認しながらいざカット!
記念に、カットしたツルと。こんなに成長しているのに…こんなに立派なツルを切らなければならないなんて、プロに聞かないと知らない知識でした。
摘心後、斜めに支柱を刺し、ツルに結び付けます。そして肥料を12粒、追肥。本葉は6枚ほど、ツルから生えている葉は2~3枚程度残した状態がこちら。
だいぶスッキリとしました。これからどんどん横に広がっていくそうです!
もったいない!? と感じてしまう、トマトの“芽かき”続いて、最も生い茂っていたエリアのミニトマトのお手入れです。ミニトマトは畑の中央奥です。
茂みの手前はパプリカ、ピーマン、中央からバジル、そしてミニトマトが、どこに何があるのか分からないくらいの状態に(笑)。
すでに何粒か色が変わる前の実がなっていたこともあり、ミニトマトはこのままたくさん成長するを待つのかと思いきや…。主軸から生えている“脇芽”をカットしていくんだそう。
茎から2本葉が出ているんですが、それを脇芽と言います。脇芽取りをすることでしっかりと実に養分を行き渡らせることが出来るので、これはとっても大事な作業だそう。
枝葉は生い茂りすぎると収拾がつかなくなるため、この時期に作業することが大切なんですって!
カットすべき脇芽は、茎から2本葉が出ているうちの上の部分とのこと。でも、初心者には判断が難しい&思い切れない~!(笑) …と言いながらも、なんだかんだザクザク脇芽をカット! もし間違えて脇芽じゃない部分を切ってしまっても、残った方を活かせばいい、という言葉を信じて!
こんなにどっさりと脇芽を取りました! こうして間引くことで風通しがよくなり、全体に栄養が届くそう。
だいぶスッキリとしたミニトマト。すでに何粒か実がなっていてかわいいですね♡ 切ってしまう脇芽の方が多いなんて、思いもよらなかったです。小学生の頃の夏休み、プランターのミニトマトが一つも実らなかった当時のわたしに教えてあげたい…。
そして、前回建てた仮支柱を外し、本支柱を立てます。支柱を3本立て、先を麻紐で固結びします。
麻紐を支柱に3回巻きつけてからしっかり固結び。ミニトマトは縦に伸びるので、このような支柱が必要なんですって。
バジルはどっさり収穫できましたよ♪ 良い香り~!さて、お次はこんもりと葉が成っているバジルの摘心兼収穫です!バジルは畑中央の奥にあります。ミニトマトの近くです。
実は、畑に来てからずーっとバジルの良い香りがしていました♪ 虫食いもなく、すくすく育っています。
バジルは、茎が3股に分かれている箇所の真ん中をカットしていきます。
ハーブ類は成長が早いので、大胆に収穫してしまっても、またどんどん成長するとのこと。
二人でたっぷり収穫しました♡
【おまけ】他の野菜も、いくつか収穫!その他の野菜もすくすく成長中! パプリカ、ピーマン、なすが1つずつ収穫できましたよ。
丸々と太ったパプリカ。この1つだけ大きく成長していました!
ピーマンも1つだけ巨大化! 最初にできた実は、早く収穫しないと栄養が全体に行き渡らなくなってしまうとのことです。
なすも1つ実っていました。少々小ぶりですが、最初はこれくらいのサイズで収穫がベスト!
種を蒔いた二十日大根も不織布の下でこんなに成長! 本来なら間引きをしなければいけないそうですが、ここまで全体的に育ってしまったので、急遽すべて収穫!
小さめですが、実が育っているものも。葉の部分も食べられるとのことで、ありがたく全部持ち帰りました♡
お手入れ&収穫をして、畑もこんなにスッキリ~! 最後にジョウロでたっぷり水をあげて本日の作業終了です!
二十日大根が植えてあった場所には、新たにモロヘイヤと空心菜の苗を植えました。農作業のお楽しみ、おいしくいただきます!!さて、本日収穫した野菜はこんな感じでさっそく料理に活用♡
二十日大根は葉もたっぷり使って、サラダに。クルミとパルメザンチーズをかけて栄養たっぷり! 葉も苦みがなく、もりもり食べられて、小学生の子どもたちにも好評でした。
バシルは、じゃがいもとウインナーソーセージと一緒にソテー。味付けは塩、こしょう、にんにくだけで、バジルの爽やかな香りが引き立ちます。ビールに良く合うおつまみですね♡そうそう、調理時の注意点がひとつ。 バジルは水に弱く、濡れたままの状態だと黒くなってしまうとのこと。洗ったらすぐに水気をふき取ることがポイントです。
新しく教わったことに驚きの連続で楽しく農作業し、自宅では収穫した新鮮な野菜を食べて、達成感~♪
とても充実した1日でしたよ。 これからどんどん暑くなり、作業はより大変になりそうですが、野菜はぐんぐん育つはず!
次回もお楽しみに~!
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アグリス成城
AGRIS SEIJO
都心にある駅近の貸菜園です。
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