食卓の登場回数が圧倒的なメニュー「カレーライス」。いつも決まった市販ルウを使うので、食材を多少変えても、味はいつものルウの味。そんなマンネリをブレークスルーできる(らしい)アイデアが、テレビ番組『ラヴィット!』で紹介されました。提案したのは東京・大久保の人気カレー店「SPICY CURRY魯珈(ろか)」のシェフ。ルウにいかの塩辛をちょい足しすると、抜群においしくなると言いますが…いかに⁉本当においしいの⁉いかの塩辛カレー![材料](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/0/673/wysiwyg/7788404ae32bfb7b44a8c0d30e633ae6.jpg)
【材料】2人分
カレールウ…1/2パック
いかの塩辛…大さじ1
バター…10g
お好みの具材(じゃがいも・にんじん・たまねぎ・肉など)…各適量
ご飯…お好きなだけ
※具材の分量は筆者が決めて作ってみました。
【作り方】1.鍋を熱して、バターを投入。バターが溶けたら、イカの塩辛を炒める。
いかの身が多く入るとシーフードカレーのようになってしまうと思い、できるだけ身は避けてワタ部分だけを入れるようにしました。それを中火で香りが立つまで炒めます。炒めていると、魚介の香りがプーン!
2.お好みの具材を煮込んでルウを入れる。具材を中火で炒め、少し焼き色がついたら水を入れます。沸騰したら約15分、アクを取りながら煮込みました。その後、火を止めてルウを入れて溶かしました。
火加減は中火で、好みの具材を炒めていきます。
水が沸騰してから、15分間煮込みます。
出てきたアクは、きれいにすくっていきます。
カレールウを入れたら、そろそろできあがりです。
カレールウが溶けて、いい感じにトロミがつきました!3.カレーをご飯にかけたら完成!
![③](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/0/673/wysiwyg/fe523794dc1f535d1c6cb21f6dab52ea.jpg)
ところで…。
実は、いかの塩辛カレーがどれだけおいしくなるのか比較したかったので、並行して通常のカレーも作っていました!
この2つを比較して食べてみたいと思います。違うのは、いかの塩辛が入っているかどうかだけです。
![比較](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/0/673/wysiwyg/a964cd31871954a6bfc8215eca364623.jpg)
いざ、実食!
![スプーンあげ](https://images.nichinichi-magazine.com/articles/0/673/wysiwyg/ac4d971a631ecb867ad7754b03f567a9.jpg)
見た目や香りからは、2つのカレーに違いを感じません。
まず、通常の方から食べました。うんうん、いつもの変わりない味、普通においしい。
お次に、いかの塩辛カレーです。
あれ…?少し辛み?いや、塩味かな…が増したのと、うま味が強くなっている!ふだん食べているはずのカレーが薄く感じるほどです。
いかの塩辛を入れる以外はいつも通りにパッと作っただけなのに、何時間も煮込んだような味わいになっていて驚きました。コクがすごいんです!バターで炒めたことにより心配していた塩辛独特の臭みもまったくなし。
わたしはもともとイカの塩辛が苦手なのですが、いかの塩辛が入っていることは全く感じませんでした。イカの塩辛を入れるだけでこんなに変わるなら、毎回隠し味として入れたい!と思いました。
いつものカレーに飽きてきた方には、ぜひ試してみてほしい裏ワザです!きっと驚きますよ!