2023.12.05

食べる

【美山荘の味】京都の料理旅館の中東さんが「里芋とたこの煮物」を教えてくれたので作ってみた♪上品なお味♡

秋から冬にかけて旬を迎える里芋。煮物にするとねっとりとした食感が楽しめますよね。今回は9月22日放送の『きょうの料理』で紹介された「里芋とたこの煮物」を作ってみました。教えていたのは、京都の奥座敷と呼ばれる京都市左京区花背にある料理旅館・美山荘の4代目である中東久人さん。煮物の具材は里芋と茹でダコだけとシンプルな料理ですが、タコとだしの旨味が里芋に染みた、上品な京風煮物に仕上がりました♪

【至高のおばんざい】京都の料理旅館【美山荘】の中東さん考案「秋なすとひき肉の炊いたん」作ってみた


「きょうの料理」公式X(旧Twitter)がこちら!



9月22日放送回の内容が、番組の公式X(旧Twitter)にポストされていました。画像右上が「里芋とたこの煮物」です。料理名通りに里芋とタコが使われた、上品な煮物です。


レシピを教えてくれたのは、自然豊かな京都の奥座敷・花背で約120年続く料理旅館・美山荘の4代目である中東久人さん。美山荘は花背で育つ草花、旬の野菜や山菜、魚を取り入れた料理で多くの文化人に愛され続けている美食宿として有名です。

筆者は、里芋とイカを組み合わせて煮物を作ることはあっても、タコで作ったことはありません。初めての「里芋とたこの煮物」を中東さんのレシピで作ってみます。

食材2つと調味料だけ♪「里芋とたこの煮物」を作ってみた!



【材料】(2人分)
里芋…300g
茹でダコ…120g
だし…2と1/2カップ(500ml)
酒…1/2カップ(100ml)
みりん…大さじ1強
しょうゆ…大さじ1強
砂糖…小さじ2弱

1.里芋の皮を剥いて水で洗い流します。



里芋に包丁を垂直に当てて小刻みに動かすと皮が薄く剥けて煮崩れしにくくなるとのことですが、剥きにくかったので普通に皮を剥きました。

水できれいに洗った後、里芋が大きかったので半分に切りました。

2.茹でダコを麺棒などで叩いてやわらかくし、8等分に切ります。



茹でダコを煮ると硬くなりがちですが、事前に叩いておくとやわらかくなるそうです。麺棒で50回ほど叩いておきました。

3.鍋に里芋とだしを入れて中火で煮立たせ、弱火にして落としブタをし、約15分煮ます。



今回はかつおの顆粒だし小さじ1杯をお湯100mlで溶かし、水400mlを加えただしを使いました。直径16.5cmの鍋に入れると里芋全体がかぶるくらいの量に。



ふつふつと煮立ったら弱火にし、落としブタをして15分煮て…。



15分後、里芋に竹串を刺してみると、すっと入るくらいのやわらかさに。少し力を入れて竹串が通るくらいが目安だったので、10分くらいで煮え具合を確認した方がよさそうです。

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