タコの旨味が里芋にじんわり♪だしの味が広がる上品な京風の煮物に
『きょうの料理』で紹介されていた、「里芋とたこの煮物」がこちらです。真っ白だった里芋が桜色に染まり、タコとおそろいの色になりました♪里芋は煮崩れせずに、切り口の角が美しく残っています。
里芋をお箸で切ってみると、軽い力でほっくりと割れ、里芋の白さが現れました。
食べてみると里芋はねっとりやわらかく、タコとだしの旨味が染みていて、じんわりとおいしさが広がります♪素朴なのですが、程よい薄味なので上品さを感じますよ。
タコを食べてみると、25分も煮込んだのに硬くはなっておらず、ブリッとした弾力が♪麺棒で叩いた効果とお酒をたっぷりと入れて煮込んだ効果が現れているように思います。
ひと晩置くとさらにおいしくなるとのことですが、おいしすぎて完食してしまいました。次回は翌日まで残るようにたっぷり作ることにします!
残った煮汁を麺つゆにアレンジしてみた♪今回のレシピの分量で作ると煮汁がたくさん残りました。タコのおいしいだしが出ているので、捨てるのはもったいない!ということで、にゅうめんを作ることに。
煮汁のままだと少し塩味を強く感じたので、適度に水で薄めて温め直しました。茹でたそうめんと彩り用に一緒に茹でた小松菜(ともに分量外)を合わせたら、桜色のつゆが映える「たこだしにゅうめん」になりました。
「里芋とたこの煮物」同様にタコのおいしさが広がり、高級感のあるにゅうめんに♪蕎麦で作っても合いそう!
弱火でじっくり煮込むと里芋の煮崩れもタコが硬くなるのも防げる♪美食宿として愛されている美山荘のご主人・中東さんのレシピで作った「里芋とたこの煮物」。タコとだしのおいしさが里芋に上品に染みている、とてもおいしい煮物でした。
筆者はいつも里芋とイカで煮物を作りますが、タコで作ると里芋も煮汁も鮮やかな桜色になるのが驚きでした。そしてたっぷりのだしで里芋を煮るので、里芋に上品な薄味が付き、ほっくりとなめらかに煮ることが出来ましたよ。
シンプルな材料で作れるので、おすすめです!ぜひ、旬の里芋で作ってみてくださいね。