2024.06.13

食べる

【にんにくの保存】冷蔵なら1~2か月だけど…何と冷凍なら6か月持ちます♪用途別のカット法で保存して



にんにくの冷凍保存(カット編)

にんにくをあらかじめカットしてから冷凍保存すれば、料理のときにすぐに使えて便利です。やや香りが飛びやすいデメリットはありますが、半端に残ってしまった場合や、用途が決まっている場合などにおすすめです。2週間程度保存可能です。

【冷凍方法】
にんにくをみじん切りや薄切り、すりおろしなど用途に合わせてカットします。大さじ1程度に小分けにしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて口を閉じ、冷凍庫で保存します。臭いが強いため、しっかりと密閉して保存します。

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【解凍方法】
凍ったまま加熱調理に使います。

冷凍したにんにくを使って「アスパラの炒め物」を作ってみます。

1. フライパンにオリーブオイルを少々引き、凍ったままのスライスしたにんにく適量を入れて中火にかけます。

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2. にんにくが色づいてきたら、斜めに切ったアスパラ1束と輪切り唐辛子少々を入れて1~2分炒め、塩少々で味付けし盛り付けます。

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にんにくの香りはちゃんとあります。にんにくがカリカリしていて冷凍したかどうかわからない感じですね。おいしく出来ました。

にんにくの成分

にんにくの強い香りのもとは、辛味成分である硫化アリルです。にんにくを切ったりすったりすると、細胞が破壊され、酵素の働きが活発になり、一部が抗酸化力の高いアリシンに変わります。アリシンはビタミンB1の吸収を高めてエネルギー代謝をサポートするほか、代謝向上、疲労回復、血行促進、殺菌作用など多くの健康効果が期待されています。にんにくを切った後10分ほど放置すると、アリシンの働きがさらに高まり、にんにくの香りも一層豊かになります。

にんにくは皮を付けて冷凍すると日持ちがすることと、皮も剥きやすくなるので冷凍の方が便利だなと思いました。カットして冷凍するのも使う時に簡単でおすすめです。参考にしてみてくださいね。

参考文献:
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社
かしこく摂って健康になる くらしに役立つ栄養学 監修 新出真理 ナツメ社

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