旬を迎えたさつまいもを使って、クリスマスのメイン料理にぴったりな一皿を作ってみませんか?「さつまいもとチキンのみかんソース」は、フライパン1つで作れるお手軽レシピ。みかんジュースを使った甘いソースは味も見た目も本格派で、おうちクリスマスが盛り上がること間違いなしですよ♪【画像を見る】さつまいも+チキン+みかんソースで「クリスマスレシピ」に!さつまいもは鶏肉との相性バッチリ
レシピを教えてくれたのは、茨城県行方市で農業を営む髙木裕子さん。茨城県はさつまいもの生産量が全国第2位。髙木さんも、普段からさつまいもをよく食べるそうです。
出荷前の作業場で夫の雅雄さんと。「さつまいもは火の通りが早くて使い勝手がいいですよ。鶏肉と合わせるのもおすすめです」(髙木さん)
では、作ってみましょう!
「さつまいもとチキンのみかんソース」
材料(2人分)さつまいも…1本(約200g)
鶏もも肉…1枚(約250g)
オリーブオイル…少々
みかんジュース(ストレート)…200ml
バルサミコソース…大さじ2
準備(バルサミコソース)用意するのは赤ワイン、しょうゆ、バルサミコ酢(調理酢でも代用可)の3つ。
1.赤ワイン、しょうゆ、バルサミコ酢を各大さじ3ずつ鍋に入れる
2.中火で煮詰め、トロッとしたら火から下ろして完成!
作り方1.鶏肉とバルサミコソース(大さじ1)をポリ袋にいれて揉み、15分ほど漬けこむ。
2.さつまいもを1cmの輪切りにし、10分間水にさらしてざるにあけ、キッチンペーパーで水気を拭く。
3.フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、
1と
2を焼く。
鶏肉は皮目を先に焼きましょう。きれいな焼き色になります。
4.焼き色が付いたらひっくり返し、みかんジュース、バルサミコソース(大さじ1)を加え、蓋をして約8分煮る。
5.火が通ったら、鶏肉とさつまいもを器に盛り、フライパンに残った汁を煮詰める。
とろみがついたらみかんソースの完成。盛りつけていた鶏肉、さつまいもにかける。
見栄えよく仕上がりました~!
ほんのりみかんの香りをまとったさつまいもは優しい甘みで、中はホクホク。
鶏肉もホロホロでやわらかく、程よい酸味のあるソースが絡んで絶妙な味!
メインディッシュにふさわしい、ジューシーで食べごたえのある一皿です。
さつまいも農家にはさつまいも保存専用の倉庫がある!レシピを教えてくれた髙木さん夫妻はこの道40年のベテラン農家。
「さつまいもは収穫してから時間を置くと甘みがましておいしくなるんだよ」と雅雄さん。
さつまいも農家には収穫後のさつまいもを保存する貯蔵庫が欠かせません。
髙木さんの自宅にも巨大な貯蔵庫がいくつもありました!
「この貯蔵庫で湿度90%、温度を13℃にしてさつまいもを熟成させます。蒸気のミストが部屋中いきわたるように、ほら、上にプロペラがあるでしょ?」(雅雄さん)
わ!本当だ!まるでサウナのような貯蔵庫の上部に小さなプロペラが見えます。
「収穫後もしっかり管理して出荷します。今が旬のさつまいものおいしさを味わってもらえたら嬉しいです」(裕子さん)
髙木雅雄さん・裕子さん
行方市で農業を営んで40年余り。約9ヘクタールの畑で31万株のさつまいもを栽培している。所属するJAなめがたしおさい甘藷部会は、スーパーなどでの焼き芋販売に活路を見出した「焼き芋戦略」で行方市のさつまいもの全国販売に成功。一定の温度・湿度で管理し、熟成させたさつまいもは焼き芋に最適で、しっとりした口当たりと優しい甘みで人気。2007年にオープンした体験型農業テーマパーク「なめがたファーマーズヴィレッジ」内で提供されている料理でも、行方産のさつまいもが味わえる。冷凍焼き芋の購入はこちらから。
JAなめがたしおさい 甘藷部会連絡会
住所:茨城県行方市島並857-35
電話:0299-72-1880
HP:https://ja-ns.or.jp/