リーズナブルで調理しやすい「こま切れ肉」。「こま切れ肉」レシピも豊富にあり、おかず作りにお役立ちですよね♪でも、お肉売り場を見渡すと…。「切り落とし肉」という、似たようなお肉も売られています。5月29日放送のテレビ朝日系情報番組『スーパーJチャンネル』では、そんな「こま切れ肉」と「切り落とし肉」の違いを紹介。それぞれのおすすめ料理も紹介していたので、作って食べ比べしてみます♪
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お肉クイズ!「こま切れ肉」と「切り落とし肉」の違いは何?突然ですが、クイズです!
「こま切れ肉」と「切り落とし肉」の違いをご存じですか?
1.切り方が違う
2.部位が違う
3.肉質が違う
1~3、どれが正解だと思いますか?
『スーパーJチャンネル』で、上記の質問を街の人に行ったところ…。
みなさん、「こま切れ肉は細かく切ったもので、切り落とし肉はぶつ切りにした感じ。切り方が違うと思う」「切り落とし肉は切れ端で、こま切れ肉は、切れ端を細かくしたもの」「こま切れ肉は骨に近い部位。切り落としはささっと切ったものかしら」などと解答されていました。
その結果、街の人の中では、
1の「切り方が違う」という意見が多数。果たして答えは………!?
2の「部位が違う」でした!!
「こま切れ肉」は様々な部位のミックス切れ端!複数の具材を使う料理向き精肉店やスーパーなどの精肉コーナーでは、大きな肉の塊を部位ごとに切り出して整形し、パック詰めして販売しています。
消費者が調理しやすい大きさや厚さに整形するため、どうしても肉の切れ端が出てしまうそうです。この切れ端を、肉の部位に関係なく集めたものが、「こま切れ肉」になります。
筆者が購入した、豚肉の「こま切れ肉」がこちら。すでに食べやすい大きさになっているので、調理の際に切る手間が省け、便利ですよね。
同じように見える豚肉ですが、この中にロース、ヒレ、バラなどの複数の部位が含まれているそうです。確かによく見ると、脂身が多い部分、赤身のみの部分などが混ざっていて、一枚の大きさもバラバラ。ラベルに「こま切れ肉」と書かれていても、パックによって、部位の内容や割合が異なるのだそうです。
ちなみに、今回購入した「こま切れ肉」は100g当たり149円。リーズブルなので、普段のおかず作りに大活躍しますよね。
『スーパーJチャンネル』で「こま切れ肉」と「切り落とし肉」の違いを解説していたのは、東京・葛飾区で50年以上続く地域密着型のスーパー・マルセイの3代目、牧田一真取締役。
牧田さんによると、「こま切れ肉は、肉や野菜など具がたくさん使われるカレーや焼きそば、野菜炒めなどに向いている」とのことです。
「切り落とし肉」は特定部位の切れ端で肉が主役の料理向き
「こま切れ肉」によく似ている、「切り落とし肉」。こちらは、特定の部位から出た切れ端肉だけを集めてパック詰めされています。そのため「切り落とし肉」のラベルには「もも切り落とし」や「ロース切り落とし」など、部位名が書かれていますよ。
筆者が購入した「切り落とし肉」が、こちら。今回は豚肉の「バラ切り落とし肉」を購入しました。パックに入っていたお肉を見てみると…。大きさがやや異なるものの、肉質にばらつきはなく、同じように見えますよ。
お値段は、100g当たり209円。「こま切れ肉」に比べると、100g当たり60円高い値段設定です。ちょっと割高に感じますね。
マルセイの牧田さんは、「切り落とし肉はしゃぶしゃぶや、牛肉の場合は牛丼やすき焼きなど、肉が主役の料理に使うのがおすすめ」と紹介していました。
「こま切れ肉」と「切り落とし肉」で、向いている料理が異なるとは知りませんでした!それなら、それぞれのお肉を使って同じ料理を作ったら、おいしさが違うのかしら?
興味が湧いたので、食べ比べしてみよう♪