2024.03.27

食べる

【ふきのとうの保存】下処理が大事!「ふきのとうの冷凍保存」試してみた♪1か月保存可!アク抜きの仕方も



「ふきのとうみそ」を作ってみた!


天ぷらもおいしいですが、今回はふきのとうみそを作ってみたいと思います。

【材料】
ふきのとう(下処理済みのもの)…100g
サラダ油…少々

[A]
砂糖…大さじ3~4
みそ…大さじ3〜4
みりん…大さじ2

※今回使ったふきのとうは、下処理済みで一晩冷凍したものを冷凍のまま使いました。ふきのとうの全量が90gと少なめだったので、調味料も少なめの方の砂糖大さじ3、みそ大さじ3で、みりんは大さじ2のままにしました。

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【作り方】
1.ふきのとうは細かく刻みます。解凍しないと切りにくそうだったので、600Wの電子レンジで30秒加熱して半解凍くらいにしてから刻みました。ちょっと味見。ほぉー苦ーい。香りも強いですけどめちゃくちゃ苦いです。水にさらす時間がもっと長かった方がよかったかな。

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2.フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、1を炒めます。全体に油がなじんだら[A]を加え、汁気が飛ぶまで3〜4分炒めて出来上がりです。

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おぉ、香りがすごい!

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ほんの少し食べただけで、ふきのとうの香りが口いっぱいに広がります。あぁ、春の香り~。調味料の味が強いからか、先ほど味見した時のあの強い苦みとえぐみは感じないです。ほろ苦さと独特の香りが残り、食べやすいです。かなり甘いので、ご飯に少しだけのせて食べる佃煮のような食べ方ですが、ご飯を何杯でも食べられます。作ってよかった。しばらく楽しめそうです。この料理だと冷凍したものか生で作ったかの違いはわからないですね。

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ふきのとうの成分

ふきのとうは春先に出てくるふきの花のつぼみで風味を楽しみたい野菜です。ふきよりも栄養価が高く、β‐カロテンやビタミンB1、カリウムや食物繊維を比較的多く含みます。たくさん食べられないのが難点ですが、口に含むだけで一足早い春の訪れを感じる山菜です。

ふきのとうは苦みやえぐみが強いので、しっかりとした下処理が必要だということがよくわかりました。塩で茹でてもあれだけ苦いので、もっと長時間水にさらしたり、重曹を使うのもいいかなと思います。濃い味付けにしたり、油で揚げる調理法も苦みやえぐみをやわらげる手段なんだろうなと思いました。アク抜きして濃い味付けにしても独特の風味はしっかりと残り、春の香りを楽しめました。参考にしてみてくださいね。

参考文献:
春夏秋冬おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典 監修 吉田企世子 エクスナレッジ

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